抜歯矯正と非抜歯矯正を決める要素
抜歯矯正と非抜歯矯正を決める要素は以下のようになります。
矯正治療は魔法でないため、必要に応じて抜歯が必要になります。抜歯をしなければならない症例で抜歯をしないと、お猿さんの口元のように出っ歯になってしまう場合もあります。
審美的欲求が高い場合には抜歯をお勧めします
- 患者様の主訴が口元がでていて、審美的に口元をひっこめたいという場合には、基本的に抜歯したほうがきれいに並びます。
- 叢生量(ALDが-6mm以下)の際には、基本的には抜歯したほうが良い。
- ただフレア(歯を外側に傾斜)させて大丈夫なような、口元が下がっている患者様の場合には抜歯しないで治療する。
- 骨格性の問題を有しており、手術を選ばずカムフラージュ治療が必要な場合。
- 上顎前突の患者様は上顎の左右まえから4番目の歯を抜歯する。
- 矯正でどこにでも歯は移動させられるものでない。
- 前歯部の前方移動は出来ないが、後方移動は出来る。
- 上顎は後方移動は上顎結節のところまで。