歯科用語集
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歯について
歯のエナメル質について
エナメル質は、歯の一番外側を覆っている、人体で最も硬い組織です。歯の白く美しい見た目を作り出し、歯の内側を保護する重要な役割を担っています。
エナメル質の役割
- 保護: 歯の中身を守るバリアの役割を果たし、外部からの衝撃や酸などから歯を守ります。
- 強度: 歯にかかる咀嚼力に耐える強度を持っています。
- 美観: 歯の表面を覆うことで、美しい白い歯を作ります。
エナメル質の特徴
- 硬度: ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、人体で最も硬い物質の一つです。
- 無機質: 主成分はカルシウムとリン酸で、無機質でできています。
- 非生体: 一度形成されると再生しないため、失われたエナメル質は元に戻りません。
エナメル質が傷つく原因
- 虫歯: 口腔内の細菌が作り出す酸によってエナメル質が溶け出し、虫歯になります。
- 摩耗: 歯ぎしりや食いしばり、硬いものを噛むことなどによって、エナメル質がすり減ります。
- 酸の攻撃: 炭酸飲料や柑橘類などを頻繁に摂取することで、エナメル質が溶けてしまいます。
エナメル質を守るために
- 丁寧な歯磨き: 正しい歯磨き方法で、歯垢や歯石をこまめに除去しましょう。
- 定期的な歯科検診: 歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を除去し、むし歯や歯周病を予防できます。
- 食生活の改善: 糖分や酸性のものを控えて、バランスの取れた食事を心がけましょう。
- フッ素の活用: フッ素は歯の再石灰化を促進し、エナメル質を強化する効果があります。
エナメル質が薄くなると
エナメル質が薄くなると、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 知覚過敏: 外気や熱いもの、冷たいものなどに対する刺激に敏感になり、痛みを感じやすくなります。
- 虫歯になりやすい: エナメル質が薄くなると、歯の中身がむき出しになり、虫歯になりやすくなります。
- 歯の色が黄ばむ: エナメル質が薄くなると、歯の内部の黄色い象牙質が透けて見え、歯が黄ばんで見えます。
象牙質について
象牙質とは?
象牙質は、歯の内部の大部分を占める組織で、エナメル質のすぐ内側に位置しています。歯髄(神経や血管が集まっている部分)を包み込み、保護する役割を担っています。
象牙質の役割
- 歯髄の保護: 外部からの刺激(温度変化、化学物質など)から歯髄を保護します。
- 衝撃吸収: 噛む力などの衝撃を吸収し、歯が割れるのを防ぎます。
- 歯の形を維持: 歯に形を与え、強度を保つ役割も担っています。
象牙質の特徴
- 構造: エナメル質よりも柔らかく、無数の細い管状構造(象牙細管)が存在します。
- 成分: 無機質(カルシウムなど)と有機質(コラーゲンなど)から構成されています。
- 感度: 象牙細管を通じて刺激が歯髄に伝わりやすいため、知覚過敏の原因となることがあります。
象牙質が露出するとどうなる?
- 知覚過敏: 象牙細管が外部に露出すると、温度変化や酸性物質などに敏感になり、痛みを感じやすくなります。
- 虫歯になりやすい: 象牙質はエナメル質よりも柔らかく、酸に弱い性質があるため、虫歯になりやすくなります。
- 変色: 象牙質はエナメル質よりも黄色みが強いため、露出すると歯の色が黄ばんで見えることがあります。
象牙質を保護するために
- 丁寧な歯磨き: 正しい歯磨き方法で、歯垢や歯石をこまめに除去しましょう。
- 定期的な歯科検診: 歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を除去し、むし歯や歯周病を予防できます。
- 食生活の改善: 糖分や酸性のものを控えて、バランスの取れた食事を心がけましょう。
- フッ素の活用: フッ素は歯の再石灰化を促進し、エナメル質だけでなく、象牙質も強化する効果があります。
- 知覚過敏対策: 知覚過敏用の歯磨き粉やマウスウォッシュを使用する、歯科医院でフッ素塗布を受けるなどの対策が有効です。
まとめ
象牙質は、歯の健康を維持するために重要な役割を果たしています。エナメル質と同様に、象牙質も大切にし、適切なケアを行うことで、健康な歯を長く保つことができます。
もし、歯のことで何か気になることがあれば、歯科医師にご相談ください。
セメント質について
セメント質とは?
セメント質は、歯の根の部分を覆っている薄い硬組織です。歯の根っこを骨に固定し、歯をしっかりと支える役割を担っています。
セメント質の役割
- 歯の固定: 歯根膜を介して歯槽骨と結合し、歯をしっかりと固定します。
- 歯根の保護: 歯根を外部からの刺激から保護する役割も担っています。
- 歯の再生: 歯根が摩耗したり、欠損した場合に、新しいセメント質が形成されることで、歯を再生する力を持っています。
セメント質の特徴
- 硬度: エナメル質ほど硬くはありませんが、骨とほぼ同じ硬さを持っています。
- 組成: 主成分はカルシウムとリン酸で、象牙質とよく似た組成をしています。
- 細胞: セメント芽細胞という細胞を含み、歯の再生に関わっています。
セメント質と他の歯の組織との関係
- エナメル質: 歯の冠の部分を覆う最も硬い組織です。セメント質は歯の根の部分を覆います。
- 象牙質: 歯の内部の大部分を占める組織で、歯髄を保護します。
- 歯髄: 歯の中心部分にあり、神経や血管が集まっている部分です。
セメント質に関連する病気
- セメント質剥離: 外傷や歯周病などにより、セメント質が歯から剥がれてしまう病気です。
- 根面う蝕: 歯根のセメント質が虫歯になる病気です。
セメント質の健康維持
- 丁寧な歯磨き: 歯垢や歯石をこまめに除去しましょう。
- 定期的な歯科検診: 歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を除去し、歯周病を予防できます。
- 歯周病の治療: 歯周病はセメント質に悪影響を与えるため、早期発見・早期治療が大切です。
まとめ
セメント質は、歯を支え、保護する上で重要な役割を果たしています。エナメル質や象牙質と同様に、セメント質の健康も意識して、適切な口腔ケアを行いましょう。
歯髄について
歯髄とは?
歯髄は、歯の中心にある、いわば歯の神経です。歯の根の先端まで伸びており、血管やリンパ管、神経などが集まっている組織です。歯髄は、歯が生きている証であり、様々な重要な役割を担っています。
歯髄の役割
- 感覚の伝達: 歯に刺激が加わると、その情報を脳に伝えます。熱いものや冷たいもの、甘いものなどに対する感覚は、全て歯髄を介して感じています。
- 栄養供給: 歯に栄養を供給し、歯を健康に保ちます。
- 象牙質形成: 歯髄から伸びる細長い突起(象牙細管)が、象牙質を形成します。
- 歯の再生: 歯に損傷が起きた場合、歯髄は新しい象牙質を形成し、歯を修復しようとする働きがあります。
歯髄の構造
- 歯髄腔: 歯髄が入っている空洞の部分です。
- 歯髄角: 歯髄腔が歯の尖端に向かって伸びている部分です。
- 歯髄: 神経、血管、リンパ管などが集まっている部分です。
歯髄が死んでしまうと?
歯髄が死んでしまうと、歯は栄養供給が途絶え、次第に弱くなり、最終的には失われてしまうことがあります。歯髄が死んでしまう原因としては、虫歯が進行し、細菌が歯髄に達した場合や、外傷などが挙げられます。
歯髄の治療
歯髄が感染したり、損傷した場合には、根管治療と呼ばれる治療が行われます。根管治療では、感染した歯髄を取り除き、根管を洗浄・消毒した後、根管を充填します。
歯髄に関するよくある質問
- 歯髄炎とは? 歯髄に炎症が起こっている状態です。虫歯が原因となることが多く、痛みを伴います。
- 根管治療は痛いですか? 麻酔を使用するため、痛みを感じることはありません。
- 根管治療後、歯はもつのですか? 適切な治療を行えば、根管治療後の歯も長期間使用できます。
まとめ
歯髄は、歯の健康維持に不可欠な組織です。虫歯や外傷などによって歯髄が損傷すると、歯を失う可能性が高まります。定期的な歯科検診を受けることで、早期に虫歯を発見し、歯髄の健康を守ることが大切です。
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