ANNEX館(アネックス館)は、きらら歯科の本館とは別に設けられた診療施設で、一般歯科だけでなくより専門的な診療や高度な治療を提供するための環境が整っています。本館の診療室と連携しながら、特定の診療に特化することで、患者さんのニーズに細かく対応できる体制を確立しています。
ANNEX診療室 10unit
当院別館であるANNEX館(アネックス診療室)は、患者様により落ち着いて診療を受けていただくために、2022年8月に増設されました。診療用のユニットは10台設置することとなりました。

工事担当
今回の増設工事は、5社以上に見積もりを出させていただき、最もデザイン力・建築費を総合的に判断し、株式会社吉田製作所の設計部門である「ヒールシステムデザイン」一級建築士五百蔵様に依頼させていただきました。
外観


診療室

コンセプトは「多摩地域で最高水準の室内空間を提供できる歯科診療室」で、各ユニット間はかなり距離をとりゆったりと診療を受けていただけるような雰囲気で仕上げました。

オペ室
インプラント手術や歯科用の外科手術に使用する無影灯を設置し最新で安全な小手術を行うことができます。

ANNEX館では、インプラント治療や親知らずの抜歯など、外科的な処置を多く担当しています。
CTスキャンを用いた精密な診断をもとに、安全性の高いインプラント埋入手術を行っています。術前のカウンセリングも丁寧に行い、患者さんが安心して手術を受けられる環境を提供しています。また、難抜歯や顎関節症の治療など、口腔外科分野の処置も対応可能です。親知らずの抜歯については、一般的なケースから埋伏歯(歯ぐきや骨に埋まった歯)の抜歯まで、幅広く対応しています。
診療用ユニット
診療用のユニットは、メルコUプラスカンター2型HIGHスペックタイプを導入することにしました。

ユニットのシートとしてとても座り心地の良いふかふかのシートを採用しております。
硬いシートですと、長時間の治療の際に体への負担が大きくなり、緊張感を強くしてしまうと言われています。
そのため少しでもリラックスして落ち着けるよう座り心地の良い「ふかふか」ユニットで治療を行わせていただきます。
消毒滅菌徹底
ミーレジェットウォッシャー
ミーレジェットウォッシャーは、消毒・滅菌の世界基準である「ISO15883」に規定された「93度+5分間」という条件をクリアした、歯科治療で使用した器具の洗浄・すすぎ・消毒・乾燥を自動的に行う熱水消毒器です。

感染の原因となる血液や唾液などのたんぱく質の汚れを落とすだけでなく、93℃の熱水ですすぎを行うため、高レベルな熱湯消毒が可能です。高い水圧と徹底した温度管理による洗浄で、感染リスクを大幅に低減させることができます。
クラスBオートクレーブ
歯科医院の滅菌では、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)が広く使用されています。オートクレーブは、上から(B)⇒(S)⇒(N)とクラス分けされていますが、多くの一般歯科医院で導入されているオートクレーブはほとんどがクラス(N)です。

クラスBオートクレーブとは、ヨーロッパの基準EN13060に準じたオートクレーブのことを表します。このEN13060とは「あらゆる種類の滅菌物(固形、包装、多孔性、中空のある物)を完全に滅菌できる」ということを意味しております。
ANNEX 待合室・受付


MAP
ANNEX1階院内マップ
ANNEX受付・待合室と、20番ユニット~23番ユニットが設置されています。

ANNEX2階院内マップ
24番ユニット~30番ユニット(オペ室)まで設置されています。
