フッ素の働きについて
2015.08.08
フッ素の働き
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歯に働きかける
フルオロアパタイトの生成を行い
エナメル質に耐酸性の強い結晶を作ります。
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再石灰化の保進
ごく初期のムシ歯なら自然に再修復してくれます。
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歯質強化
口の中の環境(プラーク・だえき)に働きかける
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抗酵素作用 抗菌作用
酸産生の抑制
細菌の働きを迎制して酸を作らないようにします。
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フッ素は、自然界に広く存在する物質で私たちが毎日食べるものの中にも、含まれています。
そのため通常の使用の範囲であればまったく害がないことが分かっています。
しかしフッ素は、からだに必要なものでありながら、大量に摂取すれば害になることがあります。
これは塩が、体に必要なものでありますが、塩も摂取しすぎると危険な場合があります。
そのため、体質・体重にあわせ適切な量を適切な頻度で使用することが必要となります。 |
定期検診にあわせて、3~6ヶ月ごとに行うことをおすすめします。
定期的に塗布しないと効果がありません。
フッ素洗口・・・ミラノールという薬品が販売されております。毎日続けると最も効果的であるといわれています。。
フッ素配合歯磨き剤・・・フッ素の他にキシリトールが一緒に入っていると予防効果がさらに高まります。
当院では、お子様のフッ素塗布において、医院専用のフッ素にお子様にも受け入れやすいバナナ味やレモンティー味、グレープ味のフッ素ジェルを加えております。
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私たちは、毎日食べ物や飲み物からフッ素を身体に取り入れています。
フッ素は、人間の身体、特に歯や骨を丈夫にする有益な元素で自然界に広く存在します。
毎日の食べ物や飲み物からとる量では、むし歯を予防するのに必要な量が不足しがちです。そこで、何らかの形でフッ素を補う必要があるのです。フッ素を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(ハイドロキシアパタイト)の一部となるフルオロアパタイトになります。
フッ素を含んだ歯の結晶(フルオロアパタイト)は、普通の歯の結晶より丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。
ですからフッ素を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。
また、歯のエナメル質のまわりにフッ素があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がしやすくなります。