東京都あきる野市きらら歯科院長の渡部和則です。近年では保険でほとんどの歯に白い歯を入れられるようになってきています。今回白い歯(CADCAM冠)について解説したいと思います。

CADCAM冠

CADCAM冠とは?

CAD/CAM冠はプラスチックとセラミックを混ぜ合わせたハイブリッド構造であり保険がききます。CAD/CAM冠も従来からの銀歯ではありませんので自然の歯に近い色合いです、金属アレルギーにも有効です。

自費の白いかぶせものに比べると美しさ、強度では劣りますが保険で出来るお勧めの治療法です。 CAD/CAM冠を保険診療として算定するためには、以下の施設基準を満たしている必要があります。そのためすべての歯科医院で受けられる治療ではありません。

CADCAM冠施設基準

  1.  歯科補綴治療に係る専門の知識及び3年以上の経験を有する歯科医師が1名以上配置されていること。
  2.  保険医療機関内に歯科技工士が配置されていること。なお、歯科技工士を配置していない場合にあっては、歯科技工所との連携が図られていること。
  3.  保険医療機関内に歯科用CAD/CAM装置が設置されていること。なお、保険医療機関内に設置されていない場合にあっては、当該装置を設置している歯科技工所と連携が図られていること。

きらら歯科では上記施設基準を全て満たしているため、CADCAM冠治療をいつでも行うことが可能です。

CAD/CAM冠ハイブリッドセラミックスのメリット

審美性

天然歯に近い透明感と艶のある仕上がりです。プラスチックが着色などで色が変わりやすいのと比較して、表面が滑らかで汚れやプラークがつきにくく美しい白さを長く維持できます。

金属不使用

金属アレルギーを起こしたり、金属によって歯肉が黒ずむ心配が低くなります。

ちょうど良い硬さ

歯質と同程度の硬さのため、噛みしめた時の歯や骨にかかるダメージを吸収してくれるうえ、破折に強い素材です。

2020年9月からCADCAM冠の適応範囲が広がりました

従来より以下の写真の緑色の歯および、濃い青色の歯(条件付き)は保険でも白い歯を被せることができましたが、2020年9月1日からCAD/CAM冠の適応範囲が拡大し、前歯も保険適用可能(オレンジ色の部分)となりました。笑ったときなどに人から見える前歯部は、顔の印象に影響を与えるため、治療した歯の見た目のきれいさ(審美性)が臼歯部よりも求められます。「CAD/CAM冠用材料(Ⅳ)」では審美性を満たすため、3層以上の積層構造(グラデーション)であることが材料の要件となっています。

YAMAKIN HPより引用

費用は?

保険を適用できる歯に制限はありますが、CAD/CAM冠(キャドキャム冠)は、品質、見た目の自然さ・美しさを加味すると、非常に安価といえます。患者様にとってメリットの多いかぶせ物のひとつとして、当歯科医院ではCAD/CAM冠(キャドキャム冠)をおすすめしています。

CADCAM冠

前歯の場合(計8500円)

  • 型どりの際(754点)3割負担の方で2500円程度(再診料その他管理料込みの目安)
  • セット(歯が入るとき)の際(1883点)3割負担の方で6000円程度(再診料その他管理料込みの目安)

小臼歯の場合(計7500円)

  • 型どりの際(754点)3割負担の方で2500円程度(再診料その他管理料込みの目安)
  • セット(歯が入るとき)の際(1561点)3割負担の方で5000円程度(再診料その他管理料込みの目安)

大臼歯の場合(計8000円)

  • 型どりの際(754点)3割負担の方で2500円程度(再診料その他管理料込みの目安)
  • セット(歯が入るとき)の際(1749点)3割負担の方で5500円程度(再診料その他管理料込みの目安)