親子の食器共有について
こんにちは。
あきる野市にあります、きらら歯科の歯科衛生士小林です。
本日は親子の食器共有による口腔細菌の感染についてお話させていただきます。
「親子の食器共有気にしすぎないで」
「親子で食器を共有すると虫歯菌が感染する」などの話は耳にしたことがありますか。
お子さんと同じスプーンやフォークを使わないように気を付けている方もいるかと思います。
先日、日本口腔衛生学会から親の唾液に接触することによるう蝕感染リスクについて「食器の共有を避けるなどの方法で感染を防ぐことを気にしすぎる必要はない」とのコメントの発表がありました。
記事によると離乳食が始まる生後5~6か月よりも早い段階から、母親の口腔内細菌が子供に伝播をしていることが最近の研究で明らかになったそうです。
普段のスキンシップを通して子供は母親の唾液に接触する機会があり、食器の共有を避ける等の方法で口腔内細菌の感染を防ぐことを気にする必要はないとのことでした。
更には3歳児において親との食器共有と虫歯との関連性は認められていないそうです。
虫歯は予防が大切です
虫歯は虫歯菌への感染だけではなく、砂糖の摂取状況や歯磨きなどさまざまな要因で起こります。
普段の歯磨きや仕上げ磨きに加え、定期健診やフッ素塗布で虫歯を予防することが大切です。
きらら歯科では定期的なクリーニングやフッ素塗布を行っております。
フッ素の種類や味も多数ご用意しておりますので、苦手なお子様などいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。