妊娠中の歯科検診について

こんにちは。

あきる野市秋川駅から徒歩5分のところにありますきらら歯科で歯科衛生士をしております池田です。

今回は妊娠中の歯科診療についてお話ししたいと思います。

1 妊娠中は虫歯になりやすい

妊娠によってホルモンバランスが変化し、つわりが原因で歯ブラシをお口に入れられなくなったりしてお口の中の手入れが不十分になってしまいます。
食事を小分けにして食事の回数が増えたり、酸っぱいものを好んで食べるようになったりするなど、虫歯菌が繁殖しやすい環境をつくってしまうので十分に注意が必要です。

2 歯周病にも注意が必要

妊娠によってプロゲステロンというホルモンが増加することで、妊娠性歯肉炎を発症することがあります。

症状は、普通の歯肉炎とほとんど同じで歯茎から出血したり腫れたりします。
だからといって、放置してしまうと、早産や低体重児出産のリスクを高めてしまうので注意が必要となるのです。

3 妊娠中の歯科診療は中期がおすすめ

妊娠中期(5ヶ月〜8ヶ月)の間はほとんどの方が問題なく診療を行えます。
妊娠初期や後期はそれぞれリスクがあるため、カラダに負担がかかるようであれば、長時間の治療や来院回数のかかる治療は避け、応急処置をして、中期または産後落ち着いてからの治療を行いましょう。

生まれてくる赤ちゃんには虫歯菌はいません。

お箸やスプーンを介してお母さんお父さんの虫歯菌が赤ちゃんに感染してしまう可能性があります。
赤ちゃんが生まれる前に、ぜひ当院で検診、治療、予防にお越しください。

タイトルとURLをコピーしました