皆様こんにちは、歯科衛生士の米田です。 最近冷たいものがしみる、食べ物が詰まりやすくなったということはありませんか? 実は歯茎が下がっている事が原因かもしれません。 歯茎が下がる原因は様々ですが、主に歯周病や、過度なブラッシング圧、歯ぎしりなどによって歯茎が下がる事があります。 歯茎が下がることによって、冷たいものがしみやすくなったり、食べ物が詰まりやすくなったり、歯が長くなったように見えます。 加齢に伴って歯茎が下がることもありますが、基本的には一度下がってしまった歯茎は元には戻りません。 では、歯茎が下がらないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。いくつかご紹介します。 ●歯ブラシ 歯ブラシの硬さや誤った磨き方よって歯茎を傷つけてしまってることがあります。そのため、歯ブラシは「ふつう」か「やわらかめ」を使い、ペンを持つように歯ブラシを持ましょう。 強く押し当てずに、優しくなでるように汚れをかき出すイメージで磨きましょう。 ●補助的清掃用具の使用 歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは落とせません。糸ようじや、歯間ブラシを通すことが大切です。 ただ、歯間ブラシなどを無理やり入れてしまうと歯茎を傷つけてしまうことがあるため注意が必要です。ご自身にあったサイズの歯間ブラシやを選択し、正しく使う必要があります。 ●マウスピースの使用 歯ぎしりがある人は、歯を保護するマウスピースをつけることによって夜寝ている間などの噛みしめを防ぐことができます。 お一人お一人に合った歯ブラシの使い方、歯間ブラシやフロスの使い方などアドバイスさせて頂けたらと思います。 何かわからない事があればいつでもご相談下さい。 お待ちしております。