歯を抜く時の注意事項

こんにちは。東京あきる野市にあります、きらら歯科の歯科衛生士の宮城です。
最近は暑さを感じることも多くなりました。熱中症などお気を付けください。


さて、本日は大人の歯を抜くときの注意事項をお伝えしたいと思います。

歯を抜く理由

歯を抜く(抜歯)理由は様々です。
主な理由
・虫歯が進行して残せなくなった歯
・歯周病が進行して、骨が溶けてグラグラになった歯
・矯正をするにあたって抜く歯・歯の根っこが割れてしまった歯
・親知らずの抜歯 などが挙げられます。

では、歯を抜く際にはどのような注意が必要なのでしょうか 。

歯を抜く際注意が必要な方

・骨粗鬆症の薬を飲んでる方
・高血圧と診断された方、又はその疑いがある方
・血液がサラサラになる薬を飲んでいる方
・糖尿病の薬を飲んでいる方


これらに当てはまる方でリスクを伴う可能性がある患者さまには通われている病院の担当医に抜歯していいのか連携をとって頂く必要があります。

また、炎症(痛み)があるときに抜歯は麻酔が効きずらかったり抜いた後も出血や痛みが多くなりますので一時的に抗生物質を服用していただき炎症が落ち着いてからの抜歯をお勧めします。

抜歯後の注意事項

抜歯後の注意事項について 抜歯後は血流が良くなる運動や飲酒、お風呂も湯船に浸かることは避け、シャワー程度がいいでしょう。
強いうがいや口を濯ぎすぎるとかたまりかけていた血のかさぶたが剥がれてしまいなおりにくくなってしまうので気をつけて下さい。
歯ブラシは抜いたところやその周辺の歯は避けていつも通り磨きましょう。
抗生物質は処方されたぶんはしっかりと飲みきりましょう。
痛みや違和感がなくなっても飲みきらないと、痛みがぶり返したり、今後抗生物質による効果が感じられなくなるリスクが高まります。
基本的には抜歯後、数日以内に傷口の確認や消毒、抜糸なので一度お越し頂いております。

さて長くなりましたが抜歯の注意事項についてご理解頂けたでしょうか。
抜歯について、抜歯後の治療方針について、お悩みがありましたら気兼ねなくおっしゃってください。
みなさまのご来院、スタッフ一同お待ちしております。

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