親知らずについて|あきる野市きらら歯科

親知らずとは

歯科の学術名では親知らずは第三大臼歯(智歯)といわれています。

親知らずは、個人差がありますが16歳以降の人々に生えてくる歯です。大体生える場合には20歳くらいまでに生えてきます。場所は12歳臼歯のさらに奥に上下左右1本ずつ歯えてくるのが親知らずです。

しかし、生活環境の変化などに伴い現代人の顎の骨は小さくな る傾向にあり、親知らずがキレイに生えるためのスペースがない ことが多くなっています。そのため傾いたり、一部だけ出てきたり、 歯ぐきのなかに埋もれたりするケースが多いのです。

きらら歯科では、 患者さんとじっくりご相談したうえで適切な処置を行います。

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親知らずの起こすトラブルとは

親知らずが生えてくるスペースが狭いと横の歯を押して生えてくることがあり、歯並びや噛みあわせを悪くしてしまいます。

また、磨きづらいため磨き残しが出てしまい、虫歯になりやすくなります。親知らずが虫歯になると治療が難しく、再発しやすいです。

また口臭の原因の一つとも考えられており、親知らずの周りに汚れがたまることで口臭が発生することもあります。

親知らずは様々なトラブルの原因となるので、生えてきたり腫れてきた際にはできるだけ早めに歯科で診察を受けることをおすすめします。

親知らずが今痛いのですがすぐ抜いてもらえますか?

親知らずの状態(炎症の程度、歯の形、歯の向き等)により、すぐに抜歯できる場合と、投薬や応急処置の後に時間をおいて抜歯する場合があります。 また予約の状況により十分な時間が確保できない場合、夜間なども、当日は応急処置や投薬治療となりますのでご了承ください。 上顎の親知らずの場合、重度の炎症がなければ当日に抜歯できることが多いです。

下顎の親知らずは、炎症が強く出やすいこと、歯の形や向きの問題で治療に時間がかかりやすいことなどの理由により、投薬治療や応急処置を優先することが多くなります。
また当院では場合により阿伎留医療センター・東京西徳洲会病院・東京医科歯科大学附属病院などの高度医療機関へ紹介する場合があります。

親知らずがあるのですが抜いたほうが良いのでしょうか?

「親知らず」は抜いたほうがいいという話をよく耳にすると思います。 実際、歯医者さんの中でも、「親知らず」は抜くという方針の方もいらっしゃいますが、「親知らず」でも正常に生えていて一本の歯として機能していれば、抜歯の必要はありません。

一本でも歯が多いほうが、噛むことがしっかりできますし、もし仮に、一本前の歯がなくなった時には、ブリッジや入れ歯の台に使うことができます。 しかし、「親知らず」が正常に生えていない場合や、顎や他の歯に悪影響を与える場合は抜歯が必要となります。

親知らずを抜いた方がいい理由

  1. 生え方によって歯磨きができない箇所がでてきて、虫歯・歯周病になりやすい
  2. 虫歯、歯周病にになった場合、健康な手前の歯にも悪影響が及ぶ場合がある
  3. 治療をしても、歯磨きができないので再発しやすい
  4. 痛みなど、不具合が生じている場合には、抜かない限り解決しない
  5. 歯並びを悪くする恐れがある

親知らずは抜いた方がいい聞いたことがある方が多いと思いますが、それは、親知らずによって、痛みが出たり、他の歯に様々な悪影響が生まれるからです。

特にまっすぐに生えず斜めに生えている場合などや腫れたり痛くなってしまった親知らずは、抜歯するのが最も確実な治療法です。なぜなら、一度抜けば、その後一生トラブルに悩まされる心配はなくなるからです。

逆に、抜かない限りずっと悩まされることになります。

ただ、親知らずだからといって、必ず抜かなければいけない訳ではありません。抜歯には必ずリスクが伴います。ケースは少ないですが、神経麻痺を起こすこともあるのです。

「これは、早く抜きましょう」

と安易に歯科医師に言われるケースもありますが、必ずしもそうでないケースもあります。抜歯の対処は、専門的な診断と処置を行なうことがとても大切です。

きらら歯科ではCTを完備しておりますので安心して抜歯することが可能です。

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歯を抜くときは痛いのですか?

抜歯時には、表面麻酔を塗布した後に局所麻酔をしますので、歯を抜くときに痛みはありません。

歯を抜いた後、痛みが数日残ることがありますので、痛み止めを処方しております。

上あごより下あごの親知らずの方が一般的に痛みが強いです。

できるだけ歯を抜きたくないのですが、治療方針を教えてください。

歯を抜きたくないというのは多くの患者様の願いです。 ですから、きらら歯科ではできるうる限り歯を残す方針で、治療計画をたてます。
しかし研究結果に基ずく知識や経験から残すことが不可能な場合、残したとしても不快な症状を繰り返すことが予想される場合、無理に残してしまい、後々の治療を極めて困難にするような場合には十分に説明いたします。

また応急処置や内服薬の投与などで、時間をおいて、納得していただいてから治療を進めますのでご安心ください

気になるようであれば、お早めにご相談されることをおすすめします。