こんにちは!あきる野市のきらら歯科、歯科衛生士です。
突然ですが、ライオンとウマの歯は、どんな形をしていると思いますか?
「ライオンは鋭い牙がありそう!」
「ウマは大きな前歯のイメージ!」
などいろいろあるかと思います。
実は、動物の歯には、普段食べているものに合った特徴があります。
今回は動物と人間の歯を比べながら、お口の中の面白い世界をご紹介します!
ライオンの歯は「お肉を切る道具」

ライオンの口元で目立つのは、長く鋭い犬歯です。獲物をしっかりとらえるために役立ちます。
さらに、奥の方には、お肉を切り裂くのに適した歯もあります。
上下の歯がかみ合い、まるでハサミのように働くのです。
人間のように食べ物を細かくすりつぶすというより、肉を食べやすい大きさに切ることが得意な歯です。
ウマの奥歯は「草をすりつぶす道具」

一方、草を食べるウマはどうでしょうか。
ウマは前歯で草をかみ切り、奥歯でしっかりすりつぶします。奥歯のかむ面には凹凸があり、繊維の多い草を細かくするのに適しています。
口を横方向にも動かしながら、もぐもぐとかむ姿を思い浮かべると、歯の働きが想像しやすいかもしれません。
同じ「食べるための歯」でも、お肉を食べる動物と草を食べる動物では、得意な仕事が違うのです。
では、人間の歯はどちらのタイプ?

私たち人間は、肉も野菜も食べる雑食です。そのため、お口の中には、いろいろな形の歯が並んでいます。
前歯は、食べ物をかみ切る担当。
パンや野菜などを、口に入れやすい大きさにかみ切ります。
犬歯は、食べ物をとらえて引き裂く担当。
前歯の隣にある、先が少しとがった歯です。ライオンほど大きくありませんが、人間にも犬歯があります。
奥歯は、食べ物を砕いてすりつぶす担当。
かむ面の凹凸を使って、食べ物を細かくします。
人間のお口には、いわば「切る道具」と「すりつぶす道具」がそろっているのです。
鏡で自分の歯を観察してみよう!
ここで、鏡を使ってご自身の歯を見てみませんか?
正面の前歯は薄く、隣の犬歯は少しとがり、奥歯はかむ面が広くなっていることに気づくと思います。
普段はあまり意識しませんが、歯は形の違いを生かして、毎日の食事を支えています。
お子様と一緒に「この歯はどんな仕事をしているのかな?」と観察するのも楽しそうですね。
それぞれの歯を、大切に

動物の歯を比べてみると、歯の形と食べ物には深いつながりがあることがわかります。
そして、私たちの歯も一本一本に役割があります。
毎日の歯磨きのときに、「今日もいろいろな食べ物をかんでくれた歯なんだな」と、少し注目してみてくださいね。
大切な歯を長く守るためには、毎日の歯磨きに加えて、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることも大切です。ご自宅では落としきれない汚れや歯石を取り除き、お口の状態を確認する機会にもなります。
きらら歯科では、歯科衛生士がお口の状態に合わせたクリーニングや、毎日のお手入れ方法をご案内しています。歯磨きで気になることや、お口についての疑問がありましたら、お気軽にお声がけください。

