インビザライン・ファースト(Invisalign First)とは?
インビザライン・ファーストは、6歳から10歳くらいの子ども(混合歯列期)を対象としたマウスピース型矯正治療です。通常のインビザラインと同様に透明で目立ちにくく、取り外しが可能な矯正装置を使用します。

永久歯が生えそろう前の時期に、顎の成長をコントロールしながら歯並びを整えることで、将来的に本格的な矯正治療がスムーズに進むようにするのが目的です。

きらら歯科
歯科衛生士
歯科衛生士
「子どもの歯並びが気になるけど、ワイヤー矯正には抵抗がある…」という方は、ぜひインビザライン・ファーストをご検討ください!

インビザライン・ファーストは、子どもの成長を利用しながら歯並びを整える、新しいマウスピース矯正治療です。永久歯が生えそろう前に矯正を始めることで、歯並びの問題を早めに解決し、将来の矯正治療の負担を軽減できます。
インビザライン・ファーストの適応症例
インビザライン・ファーストは、以下のような症状を持つお子さんに適しています。

- 歯並びがガタガタしている(叢生)
- 出っ歯(上顎前突)
- 受け口(下顎前突)
- すきっ歯(空隙歯列)
- 噛み合わせが深い(過蓋咬合)
- 噛み合わせが反対になっている(交叉咬合)
インビザラインファースト費用
処置 | 費用(税込) |
---|---|
相談料 | 3,000円 |
精密検査 | 30,000円 |
クリンチェック | 1,000円 |
インビザライン ファースト | 500,000円 |
クリアリテーナー | 10,000円 |
処置料 | 3,000円 |
インビザラインファースト治療の流れ
1️⃣ カウンセリング・精密検査
口腔内の状態を確認し、インビザライン・ファーストが適応かどうか診断します。
2️⃣ 3Dスキャン・マウスピース作製
iTero(口腔内スキャナー)を使用して、歯型をデジタルスキャンし、オーダーメイドのマウスピースを作製します。
3️⃣ マウスピース装着・治療開始
マウスピースを1日20時間以上装着し、約1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら、徐々に歯を移動させます。
4️⃣ 定期的なチェック(1~2ヶ月に1回)
矯正の進行状況を確認し、必要に応じて調整を行います。
5️⃣ 第一段階の治療完了
約6ヶ月~1年半程度で第一段階の治療を完了し、永久歯が生えそろった後に、必要に応じて本格的な矯正治療を行います。
インビザライン・ファーストの利点と欠点
利点
- 目立ちにくい
透明なマウスピース型の装置なので、見た目を気にすることなく矯正治療ができる。 - 取り外しが可能
食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすい。 - 痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正と比べて、口内の違和感や痛みが軽減されることが多い。 - 通院回数が少なくて済む
従来のワイヤー矯正に比べて調整のための通院頻度が少なく、忙しい家庭でも続けやすい。 - 顎の成長を利用できる
永久歯が生えそろう前に治療を始めることで、将来の歯並びをより良い状態に誘導できる。 - スポーツや楽器演奏の妨げになりにくい
矯正装置が口内を傷つけるリスクが低く、スポーツや楽器演奏の際の違和感が少ない。
欠点
- 自己管理が必要
1日20時間以上の装着が推奨されており、子ども自身が装着を怠ると効果が得られにくい。 - 紛失や破損のリスクがある
取り外しができるため、紛失や破損の可能性がある。特に子どもの場合、管理が難しいこともある。 - 適応できない症例もある
骨格のズレが大きい場合や、複雑な噛み合わせの問題には適さないことがある。 - 費用が比較的高め
ワイヤー矯正に比べて、費用が高くなることが多い。 - 装着中の飲食に制限がある
水以外の飲み物や食べ物は基本的にマウスピースを外してから摂取する必要が