こんにちは。歯科衛生士の米田です。 蒸し暑い日が続きますね。 私は、先日通勤途中にアジサイが色鮮やかに咲いているのを見つけ、一瞬涼やかな気持ちになりました。 今回は歯肉炎と歯周炎の違いについてご紹介したいと思います。 まず、健康な歯茎はどんな色や形をしているでしょうか?このように薄いピンク色をしており、歯茎が引き締まりステップリングと呼ばれる小さなポツポツとした点が見られます。 この状態はとても健康な歯茎の状態です。 一方歯肉炎はこのように歯茎が赤く腫れ、歯ブラシをしていても歯茎が炎症を起こしているため、出血することがあります。
歯周炎はさらに歯槽骨と言われる歯を支えている骨の吸収やその周りの組織まで炎症が起きた状態をいいます。
歯肉炎は歯茎が腫れ上がりますが、歯周炎は歯茎が下がり、さらに進むと歯が揺れてしまうことがあります。 正常な歯肉 ↓ 歯肉炎発生 ↓ 初期の歯周炎 ↓ 重度の歯周炎 このように歯周炎はお口の中の細菌によって歯肉炎を始めとして、段階的に進んで行くため、日頃の歯磨きがとても重要になります。 とくに歯周炎はご自身では見えない歯を支えてる骨まで吸収してしまうため、歯医者さんでのチェックが必要です。 健康な歯を少しでも長く残せるようにお手伝いさせて頂きます。よろしくお願いします。
歯肉炎と歯周炎の違い
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きらら歯科歯科衛生士
東京都あきる野市きらら歯科在籍歯科衛生士です。地域最大の人数の歯科衛生士が在籍し、毎月研修会などを開催し研鑽を積んでいます。
なるべく痛くない歯のクリーニング・歯周病治療・歯のホワイトニング・インビザラインマウスピース矯正を行っています。最新の歯科治療・院内の出来事などについて情報発信していきます。