こんにちは。
秋川駅から徒歩5分のところにある、きらら歯科の肥沼です。
今回は歯周病とはどんな病気で、どうなってしまうのか、ではそうならない為にどうしたら良いのか、お話させていただきます。
1・歯周病とは?
歯周病とは簡単に言うと、口の中の細菌によって歯の周りにある組織に炎症がおきる病気です。
歯の周りには、歯肉(はぐき)、歯槽骨(歯を支える骨)、歯根膜(歯と歯茎の間にあるクッション)、セメント質(歯の根っこの部分を覆う)、という組織が有ります。
そしてこれらの組織が歯を支えています。
歯と歯茎の間には溝があり、健康な歯茎は1〜3㎜くらいの深さの溝です。
しかし清掃不良によってこの溝にプラーク(細菌の塊)が溜まってしまい、細菌が繁殖して、毒素をだし炎症を引きおこしてしまうのです。 よって炎症が起こると、歯肉炎、さらに進むと歯周炎になってしまいます。
→歯肉炎とは歯茎が赤く腫れる状態です。
→歯周炎はさらに進行し、歯槽骨(歯を支えている骨)が溶けてしまい、歯がぐらぐらする症状がでます。また歯茎を触ると出血するということもあります。
そもそもプラークとは?
お口の中には約600種類という細菌が住んでいます。
そして歯ブラシが不十分な為に歯にくっついてきます。
この細菌の塊をプラークといい、1mgに1億個以上の細菌が存在してると言われています。
プラークは歯ブラシで取ることができます。
そして唾液の中に含まれるリン酸やカルシウムよってプラークが硬く固まったものが歯石です。
歯石の表面はざらざらしていて、細菌がより着いてしまうのです。
歯石になってしまうと歯ブラシでは取ることが難しくなってしまいます。
なので硬くなる前のプラークを歯ブラシで取り除くことが大切です。
2.歯周病になると、、
清掃不良によってお口の中の細菌が溜まり、歯周病になると、口臭が出る、口の中がネバネバする歯ブラシをすると血が出る、膿が出る、歯茎が下がってモノが詰まるなどの症状が出ます。
そして骨が溶けていき、歯がぐらぐらし最終的には歯を失う原因になってしまいます。
3.歯周病にならないためには?
歯周病の予防また歯周病の進行を止めるにはプラーク(細菌の塊)を除去、減少させることが大切です。
正しいセルフケア(お家での歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ)+プロフェッショナルケア(歯医者で行うクリーニング)によってプラークを減少させます。
つまりお口の中の細菌を取り除くには毎日の細かい歯磨きとフロスなのどがとても大切です。
そして自分では取りきれない汚れは歯科医院で除去してもらうと良いです。
きらら歯科では痛みの少ない歯のクリーニング・気持ちのいい歯のクリーニングを行っております。
また患者様が少しでも正しいセルフケアを行えるよう、お一人お一人にあった方法をお伝えしております。
何かお困りなことがありましたらご相談していただけると幸いです。