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抜けた歯を放置すると…☆ 歯科技工士 奥田

 

こんにちは、きらら歯科の歯科技工士の奥田です。

 

みなさんは 抜けた歯を放置 するとどうなってしまうと思いますか?

 

 

 

子供の時に歯が抜けることは基本的には問題ありません。

それは顎の成長とともに乳歯(生後六か月ごろから生じ、十歳前後に抜ける歯)が抜けて自然と大人の歯である永久歯に生え変わるからです。

 

ですが、永久歯が抜けてしまった場 は変わりに生えてくる歯はないのでその部分は すき間が空いてしまう ことになります。

 

歯列にすき間が空いてしまうと…

 

・抜けた歯の隣の歯が動いてしまう

・その歯と噛み合っていた歯が浮いて下がってきてしまう

・噛む機能が低下する。

・発音障害が生じる

・審美性(見た目)が悪くなる

 

などさまざまなデメリットか生じてしまいます。

 

正常な歯列(歯の配列のこと、歯並び)の歯はそれぞれ隣にある歯と接触しており、双方からある程度押し合う力が加わることで歯列全体のバランスを保っています。

つまり、歯が一本抜けただけでも歯列全体に影響がでる可能性がある ということです。

 

もしも歯が抜けてしまった場合は放置せずなるべくお早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

 

歯科技工士はこのように歯を失ってしまった場合にブリッジや義歯、インプラントなどを製作します。

そうすることで歯の機能が回復できます。

 

 

ブリッジ

(歯を喪失した箇所の両側の歯を削って支柱とし、そこに一体型の人工の歯を被せることによって欠損部を補う治療法)

<メリット>

装着感がよく、取り外す必要がない

保険適応のため費用が比較的安い

<デメリット>

隣の健全な歯を2本以上削らなければならない。

 

・義歯

<メリット>

治療期間が短い

保険適応のため費用が比較的安い

<デメリット>

毎日取り外しをし、清掃する必要がある。

インプラント、ブリッジに比べると噛む力が弱い

 

・インプラント

(顎の骨にインプラント(人工歯根)を埋入し、人工歯を装着する治療法)

<メリット>

天然歯とほぼ同等の噛む力を回復できる

見た目も衛生面も◎

<デメリット>

保険適応外のため比較的高額となる

 

 

歯が何本欠損しているか、どの位置(前歯か臼歯か)の歯が欠損しているかなどによってどの治療法が適しているかは変わってきます。

いずれの治療法にも多少のデメリットは付き物ですが、抜けた歯をそのまま放置してしまうことに比べたら多くのメリットがあります。

 

使い心地や費用面の問題、審美的にどうなのか、など、どの治療法が自分に合っているかを選択するか考えることは大切です。

 

お悩みでしたらお気軽にご相談ください。

 

歯科技工士 奥田

 

 

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