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レントゲン・CT

当院設置の最新レントゲン・CT

歯科衛生士
歯科衛生士

きらら歯科では、最新型のデジタル化された、1台のコーンビームCT、3台のパノラマレントゲン、3台のデンタルレントゲンを導入しております。

レントゲンを説明する歯科衛生士

デジタルレントゲンの利点は、従来のフィルム式より被ばく量が大幅に少なく、安全性が高い点です。撮影後すぐに画像を表示でき、拡大やコントラスト調整が可能で、より精密な診断が行えます。データをデジタル保存できるため、過去の画像との比較も容易です。

パノラマレントゲン

パノラマレントゲン

パノラマレントゲンはお口の中全体を撮影する方法です。歯科医院で初診時に良く撮影するレントゲンです。パノラマレントゲンでは、歯の状態や骨の異常、下歯槽神経の位置などをおおまかに知ることが出来ます。

パノラマレントゲン写真小児

使用しているエクセラスマートという機種は、断層域をマニュアルで選択できるため比較的精度の良い画像を取得できます。

歯科医師
歯科医師

レントゲンの断層域とは、鮮明に写る領域のことを指します。それ以外の部分はぼやけて映るため、目的の部位を詳細に観察できます。特にパノラマX線で重要です。

パノラマレントゲン撮影は主に歯周病の進行度合いの診断で使用します。また親知らずの抜歯の際や、インプラントの診断などの際には下歯槽神経の位置、上顎洞の位置を把握するために必須です。

デンタルレントゲン

根管充填後の診査や、虫歯の診断など鮮明な画像を必要とする場合には、デンタルレントゲン(口内法)を撮影する必要があります。

デンタルレントゲンは、歯の詳細な状態を撮影できる小型のX線フィルムで、虫歯や歯周病、歯の根の異常を精密に診断できます。放射線の被ばく量が少なく、安全性が高いのが特徴です。

デンタルレントゲンの利点

撮影範囲が狭いため、高解像度で歯の内部構造を確認でき、早期発見・早期治療が可能になります。デジタル化により即時表示・保存ができ、過去の画像との比較も容易で、診療の精度向上につながります。 

デンタルレントゲンの欠点

デンタルレントゲンの欠点は、撮影範囲が狭いため、口腔全体の状態を把握しにくい点です。また、複数枚の撮影が必要になる場合があり、口腔内にフィルムを入れて撮影するため、少し苦しいという欠点があります。

CTとは

歯科医院のCT(コンピュータ断層撮影)は、X線を用いて口腔内の詳細な3D画像を取得する装置です。従来の2Dレントゲンでは見えにくい骨の厚み、神経や血管の位置、顎関節の状態を精密に確認できます。

デジタルCT
デジタルCT

インプラント、親知らずの抜歯、根管治療、歯周病の診断などに活用され、安全で的確な治療計画を立てるのに役立ちます。被ばく量が少ない歯科用CBCT(コーンビームCT)が主流で、患者の負担も軽減されています。

根管治療が複雑な場合のCT撮影

きらら歯科では、歯の根の治療(根管治療)をできるだけ「痛みが少なく」「再発しにくい」ように行っています。
根管治療とは、虫歯が歯の神経(歯髄)まで進行してしまった場合に、感染した神経を取り除き、内部を清掃・消毒して薬剤を詰める治療です。しかし、歯の根の形は人によって異なり、非常に複雑な形をしていることもあります。
特に、根の数が多い奥歯や、過去に治療を受けた歯などでは、通常のレントゲン写真だけでは見えにくい部分がある場合があります。

CT撮影でより正確な診断を

そのような複雑な根管構造の歯や、再治療が必要な歯の場合には、当院では歯科用CT(3次元レントゲン)を撮影して、より精密な診断を行っています。

CT撮影を行うことで以下のようなメリットがあります。

  • 根の形や分岐の状態を3次元的に把握できる
  • 隠れた感染部位や病変(膿の袋など)を発見しやすい
  • 再治療時のリスクを最小限に抑えられる
  • 無駄に歯を削ることなく、正確な治療計画が立てられる

当院では、最新の歯科用CT「Trophy Pan Excel 3D Access」を導入しており、必要な範囲のみを撮影するため、被ばく量も最小限に抑えられています。

💡CT撮影が必要となる主なケース

  • 過去に根管治療を受けた歯が再び痛み出した場合
  • 奥歯などで根が複雑に分かれている場合
  • レントゲンで根の先の病変が明確に確認できない場合
  • 歯の破折や穿孔(穴があいた状態)が疑われる場合
  • 精密根管治療やマイクロスコープ下治療を行う前の診断時

🏥きらら歯科の取り組み

きらら歯科では、CT画像をもとにした診断とマイクロスコープによる精密治療を組み合わせ、
歯をできるだけ残す治療を行っています。
痛みの原因や再発リスクを正確に把握し、患者様お一人おひとりに最適な治療方針をご提案いたします。

費用

CT撮影が保険に導入され、診断のためには保険で撮影することが可能になりました。診断料は、窓口負担が3割の場合は約3600円となります。

なお当院ではインプラント術前診断のためのCT撮影は無料で行わせていただいております。

ストローマンガイド

インプラント治療におけるCT撮影について

きらら歯科では、インプラント治療の安全性と精度を高めるため、すべての症例で歯科用CT撮影による診査・診断を行っています。

インプラント治療とは、失った歯の部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。見た目や咬み心地が自然に近く、長期間安定して使用できることが特徴です。しかし、骨の厚みや神経・血管の位置を正確に把握しないまま手術を行うと、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。

CT撮影の必要性

通常のレントゲン写真では、平面的な画像しか得られません。そのため、骨の立体的な厚みや深さ、骨密度、神経の走行などを正確に確認することができません。

歯科用CTでは、歯や骨の状態を三次元的に撮影できるため、以下のようなことが可能になります。

  • 骨の高さや厚みを立体的に確認できる
  • 神経や血管の位置を正確に把握できる
  • 骨の密度(硬さ)を分析し、最適なインプラントの種類や長さを選定できる
  • 手術のリスクを事前に回避できる
  • コンピューター上で精密な埋入シミュレーションができる

これにより、患者様一人ひとりの骨の状態に合わせた、より安全で確実なインプラント手術が可能になります。

きらら歯科のCT設備と安全対策

当院では、最新型の歯科用CT「Trophy Pan Excel 3D Access」を導入しています。必要な範囲のみを撮影するため、被ばく量を最小限に抑えながら高精度な画像を取得できます。

また、取得したCTデータをもとに、三次元解析ソフトで手術シミュレーションを行い、インプラントの埋入位置・角度・深さを正確に設計します。難症例の場合は、サージカルガイドを作製し、手術時の誤差を最小限にしています。

安心して治療を受けていただくために

きらら歯科では、経験豊富な歯科医師がCT画像を用いて丁寧に説明し、治療計画を立てています。インプラント治療に不安をお持ちの方にも、事前にしっかりとご理解いただいたうえで治療を進めます。