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セレック即日治療

CERECによる即日治療について

現在当院ではセレック治療は強度不足の観点から基本的に行っておりません。どうしても希望される患者様は適用かどうかの判断を当院歯科医師にご相談ください。

セレック治療の欠点

セレック治療の欠点として、まず、仕上がりが従来の技工士が作成するセラミックに比べて細かい色調や質感の再現が難しい点が挙げられます。また、一部の症例では適応外となる場合があり、特に広範囲のブリッジや強い咬合力がかかる部位には向かないことがあります。さらに、セラミック材料を使用するためある程度の強度はあるものの、過度な力が加わると割れるリスクがあります。保険適用外となるため、費用面でも患者の負担が大きい点もデメリットです。

セレック治療は手軽でスピーディーにセラミックの詰め物や被せ物を作成できますが、強度や審美性の面で制約があるため、当院ではより耐久性の高いジルコニア治療や審美性に優れたイーマックス治療をおすすめしています。ジルコニアは金属に匹敵するほどの強度を持ち、特に奥歯など強い咬合力がかかる部位に適しています。一方、イーマックスは自然な透明感があり、前歯などの審美領域に最適です。これらの素材は長期的な耐久性と美しさを兼ね備えており、患者様の口腔環境に応じた最適な治療を提供できます。

セレック即日修復のメリット

セラミックによる即日修復には大きなメリットがあります。

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  1. 削ってから装着までの時間が短いため削った部分に再度の感染を起こす可能性が極めて少ない
  2. 1回の通院で修復物をセットできるため、通院の手間がかかりません。
  3. 規格生産されたセラミックブロックを使用するため、とても高い耐久性を持ちます。15年後の残存率を調べた臨床研究によれば、通常の治療では約68%なのに対し、セレック治療は約93%と非常に高い結果を出しています。
  4. 金属ではなくセラミックを使っているので、自然で美しい見た目を実現できます。
  5. 金属アレルギーの心配がありません
  6. セラミックの表面は滑沢なため細菌が付着しづらいので清潔です。
  7. プラスチックの詰め物・被せ物は環境の変化や時間の経過により、膨張や収縮をする特徴があります。そのため、接着剤との間にすき間ができ、そこから細菌が侵入するリスクをもっています。セラミックの膨張係数は歯に近いため再度の虫歯になりにくい特徴があります。

セレックによる審美歯科治療の流れ

①虫歯を除去します

まず虫歯や古い銀歯などを通常の治療と同じように除去します。そしてセラミックを入れるための形に整えます。

②かたどりを行います

次に削った部分を印象採得といって型をとります。そして石膏模型を作成します。

*従来直接口腔内で3D撮影を行っておりましたが、現在のシステムですと撮影するカメラのサイズが大きく患者様が大変なため現在間接法といって模型を作成してから歯科技工士がセレックシステムを操作しております。

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③設計を行います。

スキャンした歯型はモニター上に再現され、そのデータをもとにセラミックブロックの削り出しを行います。

作成は院内技工室で歯科技工士が行います。

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修復部位の設計

コンピュータの3D画面上で修復物を設計します。

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モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。設計後は様々な色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。

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④修復部の作製

ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。

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ミリングマシンが設計データを基に加工します。

⑤口腔内へセット

口腔内へセットして治療完了です。

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