
歯周病検査と「数値」の見方

歯周病検査は、歯ぐきと歯を支える骨の健康状態を確認するための大切な検査です。主に以下の項目を測定します。
① 歯周ポケットの深さ(mm)
歯周病検査
歯周ポケットの深さを測ります
歯と歯ぐきの境目にあるすき間の深さを測定します。
数値が大きくなるほど、歯周病が進行している可能性があります。
1~2mm
健康
健康な歯ぐきの目安
3mm
軽度
歯周病の可能性があります
4~5mm
中等度
歯周病が進行している状態
6~mm
重度
より進行した歯周病の可能性
4mm以上の歯周ポケットが続く場合
歯石除去などの専門的な歯周病治療と、 定期的な継続管理が重要になります。
② 出血(BOP:Bleeding On Probing)

検査時に歯ぐきから出血があるかを確認します。
- 出血なし:歯ぐきが比較的健康
- 出血あり:炎症が起きているサイン
👉 痛みがなくても、出血=歯周病の初期サインです。
③ 歯の動揺(ぐらつき)

歯を軽く動かして、どの程度動くかを調べます。
目安
- 0度:動かない(正常)
- 1度:わずかに動く
- 2度:前後に動く
- 3度:上下・左右に大きく動く
👉 動揺が大きいほど、歯を支える骨が弱っている可能性があります。
④ プラーク(歯垢)の付着

歯の表面や歯ぐきの周りに細菌のかたまり(歯垢)が付いているかを確認します。
- 多い場合:歯周病が進みやすい
- 少ない場合:セルフケアが良好
👉 ブラッシング方法の見直しが大切です
⑤ 歯石の有無

歯石は、歯垢が固まったもので、歯ブラシでは取れません。
- 歯石あり:歯周病が進行しやすい
- 歯石なし:歯ぐきが安定しやすい
👉 専門的なクリーニングで除去します。
⑥ レントゲン検査(必要に応じて)

- 歯を支える骨の高さ
- 骨がどれくらい減っているか
を確認します。
👉 見た目だけでは分からない歯周病の進行度を把握できます。
よくある質問
Q:痛みがないのに歯周病ですか?
A:はい。歯周病は自覚症状が少ないまま進行する病気です。
Q:数値は良くなりますか?
A:適切な治療と毎日のケアで、改善・安定させることが可能です。
まとめ

- 数値は「今のお口の状態」を知る健康指標です
- 悪い=すぐ抜歯、ではありません
- 早期発見・早期治療が歯を守る最大のポイントです
ご不明な点がありましたら、検査結果を見ながら一つずつ丁寧にご説明いたします。
きらら歯科では、なるべく歯を残す治療を大切にしています。
どうぞお気軽にご相談ください。
