
歯科衛生士
虫歯になると、「冷たいものがしみる」「甘いものを食べると痛い」「何もしなくてもズキズキする」などの症状が出ます。虫歯は放置するとどんどん悪化するため、早めの治療が大切です。
初期の虫歯(C1:歯のエナメル質表面が少し溶けた状態)
🦷 症状
冷たいものや甘いものがしみることがあるが、何もしていないときに痛みはない
🔹 治療法
虫歯部分を少し削り、白い詰め物(コンポジットレジン)で治療を行うか、経過観察を行います。
中程度の虫歯(C2:歯の象牙質まで進行)
🦷 症状
冷たいもの・甘いものがしみる、軽い痛み
🔹 治療法
虫歯の部分を削り、詰め物(コンポジットレジンやインレー)を入れる
🔹 症状
「チョコを食べると奥歯がズキッと痛む」➡ 虫歯が進行しているかも!詰め物で治せるうちに歯医者へ!
重度の虫歯(C3:神経に達している)
🦷 症状
何もしなくてもズキズキ痛む、夜も眠れないほどの激痛
🔹 治療法
神経を取る治療(根管治療)を行い、被せ物(クラウン)を装着
🔹 症状
「何もしていないのに歯がズキズキ痛くて眠れない」➡ 神経まで虫歯が進んでいるかも!すぐに歯医者へ!
最重度の虫歯(C4:歯の根だけが残っている)
🦷 症状
痛みがなくなる(神経が完全に死んでいる)、歯がボロボロ
🔹 治療法
抜歯して入れ歯・ブリッジ・インプラントで補う
「痛かった歯が急に何も感じなくなった。でも、穴が空いていて食べ物が詰まる」➡ 神経が死んでいるかも!抜歯が必要になることもあるので、早めに相談を!
虫歯は早めの治療が大切!
虫歯は放置すると悪化し、最終的には歯を失ってしまうこともあります。「しみる」「痛い」と感じたら、すぐに歯科医院で診てもらいましょう!