あきる野市秋川駅徒歩5分のきらら歯科です。
きらら歯科では滅菌・ハンドピースの交換をしっかりしているということで歯科医院向けの雑誌に掲載したいとの連絡を頂き本日取材を受けました。
当院の滅菌について
歯科助手チーフの名島より、当院の滅菌システム・患者様のために安全安心な医療を提供している旨の説明をさせていただきました。歯科治療は観血的処置が多く、感染対策が非常に重要です。当院では器具の滅菌・消毒という面でも徹底的に取り組んでおります。
医療において一番大事なことは、また、私共の歯科治療において、最も大切なことは「万が一」があってはいけないという最低限の「安心・安全」の担保であります。その「万が一」を無くすため、当院は細部までこだわった滅菌環境を整えております。当医院では歯を削る道具であるタービンだけではなく、コントラハンドピースや超音波スケーラも全て滅菌消毒しております。
また、この他にも3WAYシリンジ(空気・水が出る道具)の滅菌を自主的に行っています。自主的にと書いたのは、3WAYシリンジを滅菌をしているクリニックが少ないからです。
滅菌コーナーで取材を受けました
虫歯治療で使用する歯を削るドリルは、外側だけをアルコールで拭いて消毒してもあまり意味がありません。なぜなら唾液や血液などはドリルの内側にも入り込んでいるからです。したがってそのままドリルを使用すれば、その唾液や血液を介してウイルスや細菌に感染してしまう恐れがあります。
患者様の安心安全のためにきらら歯科では一人の患者様ごとに必ずタービンを滅菌しております。しかしタービンを滅菌していない歯科医院も存在していることは、全国紙の新聞記事などで頻繁に取り上げられていますので、ご存知かもしれません。
厚労省の研究班として、東北大学の江草宏教授が2017年に行った調査では、「使用済みのハンドピースを患者毎に交換し、滅菌を行う」と答えた歯科医は、52%だったのである。実は2014年にも、国立感染研究所の研究員による調査が行われ、患者ごとにハンドピースを交換していた歯科医は約3割だった。つまり、7割が「使い回し」をしていたのである。
原因の一つは、滅菌のためのコストが大きくかかることなのです。タービンは、毎回きちんと滅菌すると壊れやすくなります。そのため、多くのタービンを所有する必要があります。
きらら歯科では滅菌機を複数台設置し、タービンは150本以上保有し、もしもの事態にも対応できるようになっています。
歯科医師である私はもちろんのこと、歯科衛生士、アシスタント全員が、患者さんごとにグローブを交換し、日々の診療で感染を起こさせないように最大限の注意を払い、日々の診療をおこなっております。どうぞ、安心して来院してください
ミーレジェットウォッシャー設置
どんな高性能の滅菌器を用いても、滅菌前に確実な器具の洗浄が行われてないと滅菌効果が低下します。
そこで、当院では、医療器具専用洗浄機ミーレジェットウォッシャーによる確実な全自動熱水洗浄・消毒システムを採用しております。
当然コロナウイルスよりも強い肝炎などの感染症に対しても有効な基準です。
クラスB滅菌機設置
国内で一般的に用いられている”クラスN滅菌器”では、器具の種類によっては滅菌が不十分な可能性があります。そこで、当院では高性能滅菌器である”クラスB滅菌器”を使用しております。
クラスB滅菌器は、当院の最先端の精密な歯科治療において常に最良の治療結果を出す為には、必須であると考えております。