【対談】診療の柱は「信頼」と「実行力」——きらら歯科 副院長・及川憲顕先生に聞く
あきる野市にある「きらら歯科」は、東京多摩地域最大級の規模を誇る総合歯科医院。365日・早朝7時から夜10時まで診療を続け、多くの患者様から厚い信頼を得ています。その中で、副院長として医院運営と臨床の両面で中心的役割を担うのが及川憲顕(おいかわ のりあき)先生です。患者様に寄り添う診療姿勢と確かな技術、そして組織運営への情熱についてお話を伺いました。
現場で“信頼される存在”であることを大切に
——きらら歯科での現在の役割について教えてください。
及川:副院長として、診療の中核を担うのはもちろんですが、ドクターやスタッフのマネジメントにも積極的に関わっています。特に若手歯科医師の育成や、診療フローの改善、チーム医療の円滑化には注力しています。
現場で信頼される存在であることを第一に、自分自身が常に「患者様第一」「スタッフ第一」の姿勢で臨むよう意識しています。
“目の前の患者様にベストを尽くす”姿勢
——日々の診療において大切にされていることは何ですか?
及川:「正確な診断と、説明の納得感」、そして「ベストな選択を迅速に提供すること」を大切にしています。歯科医療には、保険診療・自費診療、さまざまな選択肢がありますが、どれを選ぶにしても「患者様にとってベスト」かどうかが基準です。
例えば、痛みのある患者様には即日対応を意識しますし、審美的な治療をご希望の方にはメリット・デメリットを丁寧に説明した上で判断を委ねるようにしています。
リーダーとして、組織の“軸”を作る役割
——スタッフからの信頼も厚いとお聞きしています。
及川:ありがたいことです。大きな医院では、スタッフ一人ひとりの意識とチームワークがとても大切です。そのため、日々の診療の中で「背中を見せる」意識は常に持っています。私自身、どのような症例も妥協せず、自分が納得できるまでやりきることを信条としています。
また、歯科医師としてだけでなく、一人の社会人として誠実であることが、長く信頼される秘訣だと思っています。
急患・当日対応にも柔軟に。24時間体制の診療実現へ
——きらら歯科ならではの特徴について教えてください。
及川:最大の特徴は、365日・年中無休・早朝から夜間までの診療体制です。その中でも、私は特に「急患対応」や「トラブル対応」に力を入れています。痛みや不安で来院される患者様に、迅速かつ的確な処置を提供することは、歯科医師としての使命だと感じています。
若手ドクターの教育と未来の“核”をつくる
——教育にも熱心に取り組まれているそうですね。
及川:はい、新卒や若手の先生たちが安心して成長できる環境を作ることも、副院長としての重要な役割だと考えています。診療中のフィードバックやケースカンファレンス、処置内容の見直しなどを通じて、知識と技術を着実に高められるようサポートしています。
私自身も現場で多くの先輩方に支えられて成長してきたので、その恩返しのつもりでもあります。
目指すのは「東京で最も頼られる総合歯科医院」
——今後のビジョンについてお聞かせください。
及川:「頼れる」「また来たい」「大切な人に紹介したい」と思っていただけるような歯科医院を目指しています。規模が大きくても、患者様一人ひとりにとっての“かかりつけ医”として信頼される医院でありたいですね。
個人的には、今後さらに口腔外科分野やインプラントなど高度な診療にも注力し、チーム全体のスキルアップを牽引していきたいと考えています。
編集後記
及川副院長の言葉には、強い責任感と実行力がにじみ出ていました。現場での圧倒的な安定感に加え、組織運営への深い洞察力も併せ持つ姿は、多くのスタッフ・患者様にとってまさに“信頼の象徴”。今後のきらら歯科の発展において、ますます欠かせない存在であることは間違いありません。