【対談】「誠実で丁寧な診療」を信条に——きらら歯科 副院長・浅川宏之先生に聞く
東京都あきる野市にある「きらら歯科」は、1日約500名の患者様が来院する東京西エリア有数の大型歯科医院。その中核を担うのが、副院長を務める浅川宏之先生です。誠実な人柄と丁寧な診療で多くの患者様・スタッフから信頼される浅川先生に、歯科医師としての歩みや現在の取り組み、そして未来への想いを伺いました。
医師としての“第二の人生”を選んだ理由
——まずは、歯科医師を目指したきっかけを教えてください。
浅川:私はもともと東京理科大学を卒業し、一般企業に勤めていました。しかし、働く中で「人の役に立てる実感のある仕事がしたい」と強く思うようになり、一念発起して朝日大学歯学部に入学し、歯科医師を志しました。社会人経験を経て歯科の世界に飛び込んだので、患者様一人ひとりへの感謝や、仕事の責任感は人一倍強いと思っています。
徳真会での経験と、技術の追求
——医療法人徳真会では、渡部院長と時期を同じくしてご勤務されていたそうですね。
浅川:はい、徳真会では非常に多くの症例と向き合い、診療技術を磨くことができました。当時は厳しくも学びの多い環境で、特に根管治療や口腔外科に関して深く学ぶ機会に恵まれました。
院長の渡部先生とは私が少し年上ですが、研鑽を積む仲間として、互いに高め合える存在だったと思っています。現在こうして副院長として一緒に診療に携われていることは、とても嬉しいですね。
患者様と“真正面から向き合う”診療スタイル
——診療において、大切にしていることは何ですか?
浅川:「患者様を自分の家族だと思って診療する」ことを常に意識しています。丁寧な説明、正確な診断、そして適切な処置を徹底し、安心して任せていただけるよう心がけています。
特に根管治療では、マイクロスコープやCTを活用した精密な診療を行い、「できる限り歯を残す」ことを目標にしています。
朝の“きらら歯科”を支える、早朝診療の担い手
——現在は早朝の時間帯の診療を中心に担当されていますね。
浅川:はい。毎朝7時からの診療は、通勤前やお子様の登園前など、「どうしてもこの時間しか通えない」という方にとって大切な枠です。私にとっては、1日の始まりに患者様の役に立てる喜びを感じられる貴重な時間帯でもあります。
また、診療後は若手ドクターからの相談にのったり、技術指導を行う時間もあります。自分の経験を後進に伝えていけることは、副院長としてのやりがいでもあります。
患者様もスタッフも「長く通える・働ける」医院へ
——副院長として、きらら歯科全体をどう支えていきたいと考えていますか?
浅川:私が心がけているのは「現場感覚を持ち続けること」です。診療の第一線に立ちつつ、患者様とスタッフ双方の気持ちに目を向け、より良い医院づくりに貢献していきたいと考えています。
きらら歯科は、非常に多くの患者様とスタッフが集まる大きな組織です。その中で、副院長としての役割を果たしながら、信頼される歯科医院を目指して日々努めています。
将来を見据えて——地域の信頼と後進の育成を両立する
——今後の目標やビジョンを教えてください。
浅川:まずは今目の前にいる患者様一人ひとりに、丁寧な治療を提供し続けること。そして、若い歯科医師たちが安心して学び、成長できる環境を整えていくことです。
将来的には、きらら歯科のような信頼される医院をモデルに、地域の歯科医療の質が全体的に高まるような流れをつくれたら嬉しいですね。
編集後記
一つひとつの質問に、誠実に、丁寧に答えてくださった浅川副院長。患者様と真摯に向き合う姿勢、そして後進育成への熱意からは、歯科医療に対する本物の情熱が伝わってきました。これからも、地域の歯科医療を支える大きな存在として、浅川先生の活躍に注目です。