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あきる野市きらら歯科

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三叉神経痛(原因不明な痛み)|あきる野市きらら歯科

こんな症状があったら三叉神経痛を疑います

  • 歯を磨くと歯に激痛が走る
  • お化粧をすると顔が痛い
  • 洗顔すると顔が痛い
  • 食事をすると歯が痛い
  • 顔の特定の部位を触ると痛みが走る
  • ひげをそると顔が痛い

最初のうちは、痛みの程度も弱く、起こる頻度も少ないかもしれませんが、しだいに痛みの強さと、発作がおこる回数は増していきます。どうしてこんな痛みがおこるのか、原因がわからず、病院でどの科で相談すればよいかもわからず、何年も我慢している患者さんがたくさんいらっしゃいます。
また、歯が痛くて歯科を受診したが、歯には虫歯もなにも異常がないと言われ、原因不明のまま途方に暮れている患者さんもおられます。

三叉神経痛(さんさしんけいつう)

三叉神経痛(さんさしんけいつう、英: Trigeminal Neuralgia)は、三叉神経と呼ばれる顔面の神経に関連した激しい疼痛や痛みの状態です。

この神経は顔面の感覚を制御し、顔の各部位からの刺激を脳に伝える役割を果たしています。三叉神経痛は、通常、急激かつ非常に鋭い痛みの発作を特徴とし、痛みの発作は短時間で起こり、その後は消失することがあります。

三叉神経痛の症状

三叉神経痛の主な特徴は次のとおりです:

  1. 突然の発作性疼痛: 三叉神経痛の患者は、特に顔の特定の部位に非常に鋭い疼痛の発作を経験します。この痛みは、日常生活のささいな動作や刺激によって誘発されることがあります。
  2. 痛みの部位: 疼痛は通常、顔の一側に限定されます。痛みが感じられる部位は、一次三叉神経の枝によって決まります。
  3. 発作性: 痛みの発作は一般的に数秒から数分間続き、その後消失します。発作の間には通常、痛みが感じられません。
  4. トリガー: 痛みの発作は、食事、笑顔、会話、風、触れることなどの軽微な刺激によって引き起こされることがあります。

三叉神経痛の原因は、三叉神経の圧迫、損傷、血管の圧迫、腫瘍、炎症などが考えられます。

症状が重度で、日常生活に支障をきたす場合、治療が必要です。

治療には、薬物療法(抗てんかん薬や抗うつ薬の使用)、神経ブロック、手術(例: 微小血管成形術、神経切断手術)が含まれます。

症状の重さや原因によって適切な治療法が選ばれます。

三叉神経痛の診断と治療には専門的な医療の評価とアドバイスが必要です。

症状が続く場合、医師や神経学者と相談し、適切な治療方法を検討しましょう。

三叉神経とは

三叉神経(さんさしんけい、英: Trigeminal nerve)は、頭部と顔面の感覚を制御するための主要な神経です。

この神経は、脳幹から分岐し、顔面の感覚を脳に伝える役割を果たします。三叉神経は名前の通り、3つの主要な枝(部位)から成り立っており、それぞれ異なる領域の感覚を担当しています。

三叉神経の主要な枝

  1. 第一枝(眼窩枝または眼神経枝、Ophthalmic branch) この枝は目の周りの感覚を制御します。目の表面、眼瞼(瞼)、眼球の前面などの感覚を提供します。
  2. 第二枝(上顎枝または上顎神経枝、Maxillary branch): この枝は上顎(上の歯茎、口蓋、上唇)の感覚を担当します。
  3. 第三枝(下顎枝または下顎神経枝、Mandibular branch): この枝は下顎(下の歯茎、下唇、下歯)の感覚を制御し、また咬筋(顎を動かす筋肉)の運動を調節します。

三叉神経は顔面の感覚刺激を感知し、それを脳に伝えることで、例えば痛み、温度、圧力、触覚などの感覚を体感します。

三叉神経痛は、この神経に関連する疾患で、三叉神経の異常刺激によって強い痛みが引き起こされる状態です。三叉神経痛は非常に苦痛で、突然の発作的な痛みが特徴です。