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きらら歯科|小児の口内炎について

口内炎とは口腔内のさまざまな場所にできる炎症性の疾患です。痛みを伴い、3日から1週間ほどその症状が続きます。食事や飲み物の刺激が患部に及ぶことにより、特に小さい子供にとっては、食事をすることが困難になることもあります。

おやつを嫌がったら

食事やおやつをイヤがったり、顔をしかめたり。

子供がいつものようにおしゃべりもしないようだったらお口の中をよく見てあげてください。口内炎ができているのかもしれません。できても子供は自分ではうまく伝えられないものです。子供の口内炎はママや大人がいつもチェックする習慣が何よりも大切です。

小児の口内炎の主な種類

  • アフタ性口内炎
    • 子供の口内炎の多くがアフタ性口内炎と呼ばれる、一般的な口内炎です。口内の粘膜に小さく白い円状のただれができます。白や黄色っぽい膜に覆われていることもあり、口の中でもはっきりと見つけやすいのが特徴です。通常は1~2週間でよくなります。
  • 手足口病
    • 生後6カ月の乳幼児から小学校に上がる前くらいまでの子供がかかりやすい、ウィルス性の症状。毎年夏をピークに流行します。
  • ヘルパンギーナ
    • 夏風邪の代表がヘルパンギーナ。5歳以下ぐらいの子供を中心に6月の後半ぐらいから夏休みにかけて流行します。

ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスA群によって引き起こされる感染症で、夏に流行する「夏かぜ」の一つです。突然の高熱(38~40℃)のどの痛み口蓋垂(のどちんこ)の周辺や口の中にできる水疱(水ぶくれ)や潰瘍が特徴です。

ヘルパンギーナ 水疱
水疱は破れて潰瘍になり、強い痛みを伴うことがあります。そのため、食事や水分を摂るのが難しくなり、脱水症状を起こすこともあるので注意が必要です。

ヘルパンギーナに特効薬はありません。基本的には、解熱剤や鎮痛剤などで症状を和らげながら、安静にして自然に治るのを待ちます。脱水症状を防ぐために、水分補給をこまめに行うことも大切です。ヘルパンギーナは、子どもがかかりやすい病気ですが、大人でも感染することがあります。特に、小さな子どもと接する機会が多い人は注意が必要です。

小児の口内炎の原因について

口内炎の原因としては、何かしらの原因により口の中の粘膜が弱って傷がつきそこに細菌が感染して増殖することによっておこると考えらております。