お子様の口腔習癖について

こんにちは。あきる野市秋川駅から徒歩5分のところにありますきらら歯科で歯科衛生士をしております、中村です。

今回は子供の口腔習癖についてお話ししたいと思います。


口腔習癖で噛み合わせや歯並びに影響してくる場合があります。
それぞれ癖の特徴と、どんな悪影響があるのかご紹介したいと思います。

1、指しゃぶり

長時間の指を吸うことによって上顎の歯列が狭くなり噛み合わせがずれて上顎の前歯がでてしまったり、上下の歯が噛み合わない開口になってしまうことがあります。

2、舌突出癖

舌突出癖とは常に舌を前に押し出したり、唾液や食べ物を正しく飲み込めず舌を前にして飲み込む癖のことをいいます。
舌は筋肉の塊のため歯を前に押し出してしまい、上顎の前歯が出てしまいます。

 

3、下口唇癖

下口唇癖とは下唇に上の前歯を乗せたり軽く噛んだりしてしまうことです。
こちらも上顎の前歯が出てしまったり、噛み合わせが深くなって下顎の前歯が上顎の歯茎に当たり傷をつけてしまったりしてしまいます。

 

4、口唇閉鎖不全

口唇閉鎖不全とは常にお口がポカンとしてる状態になっていることです。
鼻が詰まっていて口が開いてしまっていることもありますが、口呼吸が癖になっていたり唇の筋肉が弱いことが原因になります。
上唇で上の歯が押さえられないため前歯が出てしまったり歯並びだけではなく噛み合わせが悪くなったりしてしまいます。

皆様のお子様に思い当たるものはないでしょうか。早く発見すればするほど悪影響は少なくて済みます。ぜひ一度お子様の様子を5分でも観察してみてください。
もしお子様の噛み合わせが心配な方や歯並びを整えたいとお考えの方はぜひ一度当院でご相談ください。

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