若者にも増える口臭とドライマウス
「最近、口の中がネバつく」
「朝起きたときの口臭が気になる」
「人と話すとき、もしかしてにおっているかも…と不安になる」
このようなお悩みはありませんか?

口臭というと、年齢を重ねた方に多いイメージを持たれることがありますが、実は若い世代でも口臭やお口の乾燥に悩む方は少なくありません。
その原因のひとつとして考えられるのが、ドライマウスです。
ドライマウスとは?
ドライマウスとは、唾液の量が少なくなったり、唾液の質が変化したりすることで、お口の中が乾燥しやすくなる状態のことです。口腔乾燥症とも呼ばれます。
「ただ口が乾くだけ」と思われがちですが、唾液にはお口の中を洗い流す働きや、細菌の増殖を抑える働きがあります。
唾液が少なくなると、食べかすや細菌が残りやすくなり、口臭が発生しやすい環境になってしまいます。

若い方にもドライマウスが増えている理由
ドライマウスは加齢によって起こることもありますが、若い方でも生活習慣によって起こることがあります。
たとえば、スマートフォンやパソコンを見る時間が長く、無意識に口が開いている方。集中しているときに口呼吸になっている方。水分をあまり取らない方。忙しさやストレスで自律神経が乱れている方。
こうした日常の積み重ねによって、唾液が出にくくなることがあります。

また、マスク生活の影響で口呼吸が習慣になってしまった方や、会話量が減ってお口周りの筋肉をあまり使わなくなった方も、唾液の分泌が低下しやすくなります。

さらに、食生活の変化も関係します。

唾液は「噛むこと」によって分泌が促されるため、噛む回数が少ない食生活はドライマウスにつながることがあります。
ドライマウスが口臭につながる仕組み
お口の中には誰にでも細菌があり、普段は唾液が食べかすや細菌を洗い流して清潔に保っています。
しかし唾液が少なくなると汚れが残りやすくなり、細菌が増えて口臭の原因ガスが発生しやすくなります。

特に口臭の原因として多いのが、「舌苔」と「歯周病」です。
舌苔とは、舌の表面に付着する白っぽい汚れのことです。食べかすや細菌、はがれた粘膜などがたまることででき、口臭の原因になることがあります。
ドライマウスになると、この舌苔がつきやすくなります。

さらに、歯ぐきのまわりにプラークがたまりやすくなり、歯周病のリスクも高まります。
歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症や出血、膿などが原因となり、より強い口臭につながることがあります。
つまり、口臭が気になるときは、単に「においを消す」だけではなく、口臭が起こりやすいお口の環境を整えることが大切です。
自分では気づきにくい口臭
口臭の難しいところは、自分では気づきにくいことです。
毎日自分のにおいに慣れているため、実際には口臭があっても自覚しにくい場合があります。
反対に、実際には強い口臭がないのに「におっているかもしれない」と必要以上に不安になってしまう方もいます。
そのため、口臭が気になる場合は、自己判断だけで悩み続けるよりも、歯科医院でお口の状態を確認することが大切です。
「ちゃんと歯を磨いているのに口臭が気になる」という方も少なくありません。
毎日歯磨きをしていても、歯ブラシだけでは落としきれない汚れがあります。
特に、歯と歯の間、歯ぐきの境目、奥歯の裏側、歯並びが重なっている部分などは、セルフケアだけではどうしても汚れが残りやすい場所です。
その汚れが時間の経過とともに歯石になり、さらに細菌が付着しやすい状態になると、口臭や歯ぐきの炎症につながってしまいます。
口臭対策は歯磨きだけでは不十分なことも
口臭が気になると、マウスウォッシュやガム、タブレットなどで対策をされる方も多いと思います。
もちろん、一時的にお口の中をすっきりさせることはできます。
しかし、汚れや歯石、歯周病、ドライマウスなどの原因が残っている場合、においを一時的に隠しても根本的な改善にはつながりません。
特に歯石は、歯ブラシでは落とすことができません。
歯石の表面はザラザラしているため、さらにプラークがつきやすくなります。
その状態が続くと、歯ぐきの炎症が進み、口臭だけでなく歯周病の悪化にもつながります。
また、ドライマウスがある方は、唾液による自浄作用が弱くなっているため、通常よりも汚れがたまりやすい傾向があります。
そのため、日々の歯磨きに加えて、歯科医院での専門的なクリーニングが重要になります。
歯科衛生士によるクリーニングでできること
きらら歯科では、歯科衛生士が患者さま一人ひとりのお口の状態を確認しながら、専門的なクリーニングを行っています。
歯科医院で行うクリーニングでは、専用の器具を使用し、歯ブラシでは落としきれない汚れや歯石を丁寧に取り除きます。
歯と歯の間、歯ぐきの境目、奥歯の見えにくい部分など、ご自身では磨きにくい場所も専門的に清掃していきます。
お口の中が清潔になることで、細菌の量を減らし、口臭の原因を取り除くことにつながります。
また、歯科衛生士によるクリーニングでは、ただ汚れを落とすだけではありません。
歯ぐきの状態、磨き残しの場所、舌の汚れ、唾液の状態、生活習慣などを確認しながら、その方に合ったケア方法をお伝えします。
口臭の原因は人によって異なります。
だからこそ、自己流のケアだけでなく、歯科衛生士がお口の状態を確認しながら、原因に合わせたケアを行うことが大切です。
口臭が気になる方は、まずお口の中を清潔に
口臭はとてもデリケートなお悩みです。
人には相談しづらく、一人で不安を抱えてしまう方も多いと思います。
しかし、口臭の多くは、お口の中の汚れや歯周病、舌苔、唾液の減少などが関係しています。
原因を確認し、適切にケアすることで改善が期待できる場合もあります。
「もしかして私、口臭い?」と感じたときは、まずお口の中を清潔に整えることが大切です。
毎日の歯磨きに加えて、歯科衛生士による専門的なクリーニングを受けることで、セルフケアでは落としきれない汚れを取り除き、口臭が起こりにくい環境づくりを目指すことができます。
きらら歯科では、歯科衛生士が患者さまのお口の状態に合わせて、丁寧にクリーニングを行っています。
口臭やお口の乾燥が気になる方、歯磨きをしているのにお口のネバつきが気になる方は、お気軽にご相談ください。
きらら歯科は、朝7時から夜21時まで、年中無休で診療しています。お仕事や学校の前後、お休みの日にも通院しやすい体制を整えています。
お口の中を清潔に保つことは、口臭予防だけでなく、むし歯や歯周病の予防にもつながります。
気になる症状がある方は、早めのケアで健康なお口を守っていきましょう。
