きらら歯科の予防歯科・メンテナンス
きらら歯科では、予防歯科に注力し、定期検診とプロによるクリーニング（PMTC）を重視しています。これにより、虫歯や歯周病の早期発見・予防を徹底し、患者様一人ひとりの口腔状態に合わせたオーダーメイドのメンテナンスプログラムを提供します。
また、歯周病メンテナンスにも力を入れ、歯周基本治療から歯周外科治療まで、幅広いニーズに対応。さらに、フッ素塗布やシーラントなどの虫歯予防処置も行い、生涯にわたるお口の健康をサポートします。
きらら歯科のメンテナンス診療について
歯の健康を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。むし歯や歯周病は気づかないうちに進行し、放置すると治療が難しくなることもあります。東京都あきる野市のきらら歯科では、予防歯科に力を入れ、患者様のお口の健康を長く守るサポートをしています。
「80歳で20本の歯を残そう」という「8020運動」は、単なるスローガンではなく、健康寿命を延ばし、豊かな人生を送るための重要な目標です。きらら歯科では、皆様が生涯を通じて自分の歯で食事を楽しみ、笑顔で過ごせるよう、予防歯科とメンテナンスに力を入れています。
8020運動とは、80歳で20本以上の自分の歯を残すことを目指す運動です。1989年に厚生労働省と日本歯科医師会が提唱し、定期的な歯科健診や適切なセルフケアの推進を目的としています。20本以上歯があれば、食生活を楽しみ、健康を維持しやすくなります。
なぜ予防歯科が重要なのか？
虫歯や歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどなく、気付いた時には進行していることが少なくありません。これらの疾患は、放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
- 全身疾患との関連性： 歯周病は、糖尿病、心疾患、脳卒中、誤嚥性肺炎など、多くの全身疾患との関連性が指摘されています。口腔内の細菌が血流に乗って全身に広がり、炎症を引き起こすことが原因と考えられています。
- 認知症との関連性： 歯を失うことで咀嚼機能が低下し、脳への刺激が減少することが、認知機能の低下に繋がると言われています。
- 生活の質の低下： 歯を失うと、食事が制限され、栄養バランスが崩れることがあります。また、見た目のコンプレックスから、社交的な活動を避けるようになることもあります。
つまり、予防歯科は、単に歯を守るだけでなく、全身の健康を守り、生活の質を向上させるために不可欠なのです。
きらら歯科の予防歯科・メンテナンスの特徴
きらら歯科では、患者様一人ひとりの口腔内の状態やリスクに合わせて、予防プログラムを提供しています。
- 徹底したリスク評価： 唾液検査や歯周病検査など、科学的根拠に基づいた検査を行い、患者様のリスクを正確に評価します。
- 担当歯科衛生士制： 患者様ごとに担当の歯科衛生士がつき、継続的なケアとアドバイスを行います。
- 最新の機器と技術： 最新の機器と技術を導入し、精度の高い診断と効果的な治療を行います。
- 丁寧なカウンセリングと説明： 患者様のお悩みや疑問に丁寧に答え、納得いただけるまで説明します。
- 生活習慣改善のアドバイス： 食生活や歯磨き方法など、生活習慣改善のアドバイスも行い、患者様自身が予防に取り組めるようサポートします。
メンテナンスの流れ
- 問診： 口腔内の状態や全身の健康状態、生活習慣などについてお伺いします。
- 検査： レントゲン撮影、歯周病検査、唾液検査などを行い、口腔内の状態を詳しく調べます。
- 診断と治療計画： 検査結果に基づいて、患者様に最適なメンテナンス計画を立案し、ご説明します。
- クリーニングと治療： 歯科衛生士によるクリーニングや、歯科医師による治療を行います。
- メンテナンス： 定期的な検診とクリーニングを行い、良好な状態を維持します。
きらら歯科の具体的なメンテナンス内容
- 定期検診とクリーニング（PMTC）：
- 歯科医師による口腔内全体のチェック、レントゲン撮影、歯周病検査などを行います。
- 歯科衛生士による、専門的な器具を使った徹底的なクリーニング（PMTC）を行います。
- PMTCでは、普段の歯磨きでは落としきれない歯石やバイオフィルム（細菌の塊）を除去し、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らします。
- 歯周病メンテナンス：
- 歯周病の進行度合いに合わせて、歯石除去、ルートプレーニング、歯周外科治療などを行います。
- 治療後の状態を維持するために、定期的な歯周病検査とメンテナンスを行います。
- 虫歯予防：
- フッ素塗布やシーラントで歯質を強化し、虫歯を予防します。
- 唾液検査を行い、虫歯のリスクを評価し、適切な予防法を提案します。
メンテナンスの費用
費用の目安:3割負担の場合、1回あたり3,000円～4,000円程度2回目以降は1,500円～2,500円程度ただし、歯石の量や検査内容によって費用は変動します。
内容:歯石除去（スケーリング）歯周病検査一般的なクリーニング
メンテナンスの頻度
- 健康な歯ぐきの場合：3～6ヶ月に1回
- 歯周病リスクがある場合：1～3ヶ月に1回
歯のメンテナンスをしている人としていない人の差
歯科で定期的にメンテナンスを受けている人と、まったく受けていない人では、将来的に残る歯の本数に大きな差が出ることが多くの研究で示されています。
厚生労働省や歯科関連の調査データによる差
80歳時点での残存歯数の比較（日本）
- 定期的にメンテナンスを受けている人：平均 約20本
- 歯が痛くなったときだけ歯科を受診する人：平均 約8～10本
メンテナンスの重要性
1. 歯周病予防
- 歯科でのクリーニング（スケーリングやPMTC）により、歯石やバイオフィルムを除去し、歯周病を予防。
- 歯周病が進行すると歯を支える骨が溶け、歯が抜ける原因に。
2. 虫歯の早期発見・治療
- 初期の虫歯なら簡単な治療で済み、進行を防げる。
- 放置すると神経まで達し、抜歯のリスクが高まる。
3. 噛み合わせや義歯の調整
- 噛み合わせが悪くなると、一部の歯に負担がかかり、歯を失いやすくなる。
- 入れ歯やブリッジの定期調整を行うことで、長く快適に使える。
海外の研究結果
- スウェーデンの長期研究では、歯科で定期的にメンテナンスを受ける人は、受けない人に比べて失う歯の本数が半分以下だった。
- アメリカの調査では、定期的に歯科検診を受ける人は、60歳時点で約25本の歯を維持できるのに対し、受けていない人は15本以下になるという結果もある。
結論
定期的に歯科メンテナンスを受けている人は、80歳でも 20本以上 の歯を残せる可能性が高く、自分の歯で食事を楽しめる。一方、歯科をほとんど受診しない人は、50代から歯の喪失が進み、80歳では 10本未満 になることが多い。メンテナンスをしている人はそうでない人に比べ、残存歯数が多く健康な歯を維持する事が出来ると言えます。