根管治療(歯の根の治療)後のご説明
本日は根管治療(歯の神経の治療)を行いました。
治療後は一時的な症状が出ることがありますが、多くは時間とともに落ち着きます。以下をご確認ください。
根管治療(こんかんちりょう)は歯の内部の消毒を行う治療です。
治療後痛みなどが出ます
歯の内部や根の先を刺激するため、どうしても根管治療後は一時的に痛みや違和感がでます。

- 数日~1週間ほど
- 噛んだときの違和感
- 押すと痛い感じ
- 軽いズキズキ感
が出ることがあります。
👉 多くは治療に伴う正常な反応です。
- 痛みが強い場合は、処方されたお薬を指示通りご使用ください。
治療部位では噛まないでください

- 治療した歯は一時的に弱くなっています。
- 硬いものは反対側で噛むようにしてください。
- 治療途中の場合、仮の詰め物が入っていることがあります。強く噛むと外れることがありますのでご注意ください。
仮のつめものについて

- 仮の詰め物は一時的なものです。
- 大きく外れた・欠けた場合で、薬の味がする場合には放置せず早めにご連絡ください。
強い症状が出てきた場合
次のような症状がある場合は、早めにご連絡ください。細菌の量が多すぎて消毒しきれていない場合があります。

- 痛みや腫れが日ごとに強くなる
- 顔が腫れてきた
- 発熱を伴う
- 我慢できない強い痛みが続く
「蜂窩織炎」という状態になっている場合などは、必要に応じて高度医療機関への入院や点滴などが必要になる場合があります
蜂窩織炎(ほうかしきえん、cellulitis)は、皮膚の深い部分や皮下組織に細菌(主にブドウ球菌や連鎖球菌)が入り込み、炎症を起こす感染症です。治療は主に抗菌薬(抗生物質)で行います。重症だと点滴治療や入院が必要になることもあります。
治療完了まで通院が大切です
根管治療は複数回に分けて行う治療です。
痛みがなくなっても、途中で中断すると
再感染・再治療が必要になります。
最後に被せ物(クラウン)でしっかり補強することが重要です。

根管治療に途中でいかなくなると
根管治療(歯の神経の治療)は、途中で通院をやめてしまうと、かえって悪化してしまうことがあります。

根管治療では、歯の根の中にある細菌を何回かに分けて丁寧に除去・消毒しています。治療途中の歯は、まだ完全に密閉されておらず、一時的なお薬や仮のフタの状態になっていることが多いため、途中で中断すると細菌が再び入り込みやすくなります。
その結果、
- 強い痛み
- 歯ぐきの腫れ
- 膿がたまる
- 噛めなくなる
- 根の先の炎症が拡大する
- 最終的に抜歯が必要になる
といった状態になることがあります。
特に、治療途中で仮のフタが外れたり、数か月以上空いてしまうと、根の中に細菌が再感染しやすくなります。せっかく途中まできれいにした根管が、再び汚染されてしまうこともあります。
また、痛みが一旦落ち着くと「治った」と感じて通院をやめてしまう方もいますが、実際には内部で静かに感染が進行している場合があります。症状がなくても、レントゲンで大きな炎症が見つかることも珍しくありません。
根管治療は、最後にしっかり薬剤を詰めて密閉し、その上に被せ物などで保護して初めて治療完了になります。途中でやめると、歯が割れやすくなることもあります。
もし期間が空いてしまった場合でも、早めに再開すれば歯を残せる可能性が高くなることがありますので、自己判断せずに歯科医院へ相談されることをおすすめします。
治療後のケア
- 毎日の歯みがきは普段通り行ってください。
- 治療部位を強く押したり、舌で触りすぎないようにしましょう。
- 定期的なチェックで、歯を長持ちさせていきましょう。

ご不安な点や「これって大丈夫かな?」と思うことがありましたら、
どうぞ遠慮なくご相談ください。
きらら歯科では、根管治療後の経過とフォローを大切にしています。
