こんにちは。 あきる野市きらら歯科の歯科衛生士栗原です。 本日は唾液腺マッサージについてお話ししたいと思います。唾液腺とは お口の周りには耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる唾液が出やすいポイントがあります。 唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激することを唾液腺マッサージといいます。 唾液が少なくなるとどうなるか? •唾液が不足することにより唾液の抗菌作用や自浄作用が低下し、虫歯や歯周病になりやすくなる。 •口臭や粘膜の感染症、味覚障害、嚥下障害などを起こすことがある。
唾液腺マッサージの効果 •お口の中が潤うことによって虫歯、口臭予防になる。 •お口の周りの筋肉の緊張がほぐれお口が開きやすくなる。 •お口の中の粘膜の痛みなどの症状が和らぐ •食べることや飲み込むこと、会話がしやすくなる。
唾液腺マッサージの仕方 •耳下腺マッサージ 指数本を耳たぶのやや前方(上の奥歯あたりのほほ)に当て、10回ほど円を描くようにマッサージしていきます。 •顎下腺マッサージ 顎下腺はあごの骨の内側のやわらかい部分です。顎のラインの内側のくぼみ部分3~4か所を耳の下から顎の下まで順に押していきます。目安は各ポイントを5回ほどです。 •舌下腺マッサージ 舌下腺はあごの先のとがった部分の内側です。顎の真下から舌を押し上げるように10回ほど上方向にゆっくり押し当てます。
まとめ 自粛生活が続いているなかで口を動かしたりする機会が減ったり、マスクで息苦しさを感じ、無意識に口呼吸をしてしまい唾液の分泌量が減る傾向にあります。 すると、お口の中が虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすい環境なってしまい、これが口臭の原因にもつながります。 唾液腺マッサージは簡単なのでテレビを見ながら、お風呂に浸かりながらなど行えるのでぜひやってみてください。
唾液腺マッサージについて
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きらら歯科歯科衛生士
東京都あきる野市きらら歯科在籍歯科衛生士です。地域最大の人数の歯科衛生士が在籍し、毎月研修会などを開催し研鑽を積んでいます。
なるべく痛くない歯のクリーニング・歯周病治療・歯のホワイトニング・インビザラインマウスピース矯正を行っています。最新の歯科治療・院内の出来事などについて情報発信していきます。