こんにちは。
あきる野市にありますきらら歯科で歯科衛生士をしております間部です。
本日は、大人の虫歯・根面う蝕についてお話しさせて頂きます。
最近では、デンタルケア意識の向上により、子供の虫歯は昔に比べて減ってきています。
しかし、大人の虫歯は増加傾向にあります。
8020運動の推進により、2016年の調査では8020達成者の割合は51%に増加しました。
その一方で、大人の根面う蝕は年齢が高くなるにつれ増加しています。
○根面う蝕とは
加齢や歯周病、不適切なブラッシングなどが原因で歯肉が下がり、歯の根本が露出し、そこにできる虫歯のことを根面う蝕と言います。
高齢者に多く見られ、歯肉の中に埋まっている歯の根の表面には硬いエナメル質が無いので虫歯になりやすく、進行も早いのです。
○根面う蝕を防ぐには
1.歯肉を下げない
根面う蝕は、歯肉が下がって露出した根の部分が虫歯になります。歯肉を下げないことが1番の予防になります。
・歯肉が下がる原因の１つが歯周病です。日常のデンタルケアに加えて、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアを受けましょう。
・力を入れ過ぎたブラッシング、オーバーブラッシングも歯肉を下げる原因になります。
・歯ぎしり、食いしばりによって歯肉が下がることがあります。マウスピースを装着することにより歯と歯肉を守ることができます。
2.フッ素の活用
高濃度(1000ppm〜1500pm以下)フッ素配合の歯磨き剤や洗口液を利用し、再石灰化の促進、歯の質を強化しましょう。
きらら歯科では、歯周病予防の歯のクリーニング、歯科医院でしか取り扱えない高濃度フッ素のよるフッ素塗布を行っております。
お気軽にご相談下さい。
