きらら歯科|予防歯科診療
予防歯科とは、虫歯や歯周病にならないように事前にケアすることです。毎日の歯みがきやフロスはもちろん、定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けることで、早めに問題を見つけて対処できます。フッ素塗布やシーラント(歯の溝をコーティングする処置)も予防に役立ちます。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロフェッショナルケア」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。そのためにも、歯科医院での定期的な健診が大切です。

予防歯科メニュー
失う前に対策を行うことが必要です
「失ってから後悔したもの」の第1位が「歯」であるという調査結果は、複数のアンケートで報告されています。例えば、雑誌『プレジデント』が70代を対象に行った「人生の後悔」に関するアンケート調査では、健康分野で「歯を失ったこと」が第1位となっています。
また、インビザライン・ジャパン合同会社が60代以上の男女400名を対象に実施した「歯並びと歯の残存数に関する意識調査」でも、失って後悔したものの第1位が「歯」となり、61.3%の方が「歯を失って食べ物が美味しくなくなったから」などの理由で後悔していると回答しています。 これらの調査結果から、多くの方が歯を失ったことを後悔していることがわかります。


虫歯や歯周病の原因はプラークです
虫歯や歯周病の原因になるのは歯の周りに付着したプラークが原因です。プラークとは磨き残しの食べかすなどではなく細菌が強固に歯の表面に付着しているものなのです。虫歯や歯周病の原因になるのは歯の周りに付着したプラークが原因です。プラークとは磨き残しの食べかすなどではなく細菌が強固に歯の表面に付着しているものなのです。

そのため虫歯や歯周病を予防するためには歯の表面のプラークをしっかりと取り除いてあげることが必要になります。
クリーニングを徹底しております
スケーリングとは、歯の表面や歯と歯茎の境目に付着した歯石や歯垢を専用の器具で除去する処置です。歯石は歯ブラシでの除去が困難で、放置すると歯周病の原因になります。スケーリングにより口腔内を清潔に保ち、歯周病や口臭を予防し、歯茎の健康を維持する効果があります。
スケーリング(scaling)の語源は、英語の「scale(スケール)」に由来しています。「scale」とは、「うろこ」や「硬い付着物」、あるいは「薄片状のもの」を意味します。歯科におけるスケーリングは、「歯の表面に付着した歯石(石灰化した歯垢)という硬い付着物(scale)を取り除く処置」を指し、この語が用いられています。

お口は毎日使用するため、汚れが付着しやすい部位です。1日に何度か歯磨きをしていたとしても、完璧な歯磨きができる方は少ないという現状があります。だからこそ、お口の知識や経験を重ねた歯科医師や歯科衛生士によるサポート、徹底的な清掃が必要だと考えております。


お口の中の虫歯菌や歯周病菌は、口腔内の疾患のみならず、心臓病などを引き起こす可能性もあります。そのような関連疾患を予防するためにも、ぜひ定期的なケアをお受けください。
研鑽を積んでいる歯科衛生士
株式会社松風主催「口腔内診査からメインテナンスセミナー」修了したスタッフ・歯科医師多数在籍






予防歯科はむし歯を作らない治療です
予防歯科とは、むし歯や歯周病といった歯科疾患を発症する前に予防することを目的とした歯科医療の分野です。従来の「悪くなった歯を治療する」という考え方から、「歯を悪くしないために定期的にケアする」という考え方への転換を目指しています。予防歯科は、生涯を通して健康な歯を維持するために必要不可欠な取り組みです。きらら歯科のように積極的に予防歯科を推進することで、多くの方が歯を失うリスクを減らし、後悔のない口腔環境を手に入れることが可能になります。

患者さんに定期的に来院していただき、むし歯や歯周病などのお口の中の病気が発症したり、悪化したりしないように検査、治療、生活指導を行うことです。そうすることで、普段からお口の中の環境を整えて、歯の寿命を長持ちさせることができます。
近年、歯科医療の目的は「虫歯を早期発見し修復し、欠損部分を補綴的に補う」というものから、「できるだけ削らないで済むよう・なるべく歯を抜かないで済むよう」ようにマネジメントしていく方向へと向かっています。

予防歯科の流れ
むし歯や歯周病がなくても、歯科医院でお口の中を調べ、自分自身の現在の状態を知ることは予防歯科を始める第一歩です。お口の中には、見えない細菌が多く存在しています。原因と対策をご説明させていただいたうえ、通える回数や費用などを患者様とご相談のうえ最適な治療プランを提案させていただきます。
歯みがき指導
まずはプラークコントロールの方法をしっかりと身に付けて頂くために、正しい歯みがきの方法をご説明させていただきます。そして患者さんが自分で正しくできるようしっかりと指導いたします。日々のプラークコントロールが最も大切です。
ブラッシングの方法について
- 歯ブラシの毛先の長さは前歯4本分かそれ以下で、普通かやや硬めの歯ブラシを選びましょう。
- 歯ブラシはペンを持つように軽く握ります。
- 歯ブラシの毛先を歯の表面に直角にあてて小刻みに軽く動かしましょう。
- 磨き残しがないように、時々歯ブラシの先端を縦や横に向けて丁寧に磨きます。
- 歯茎も軽くブラッシングします。
- 歯と歯の間など歯ブラシだけではきれいに磨けない部分は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用することをおすすめします。
- 歯ブラシは最低1ヵ月に1回交換しましょう。
- 電動歯ブラシもむし歯や歯周病の予防に有効で、歯肉をマッサージする効果もあります。
- 普通の歯ブラシも電動歯ブラシも、使い方を注意しないと歯の表面を削ってしまうことがあるので注意しましょう。
スケーリング(歯石の除去)
当院の歯科医師あるいは歯科衛生士が、日常の歯磨きだけでは取り除けない歯ぐきの付け根の歯石・歯垢・細菌のかたまりを専用の器具で取り除き、歯の表面をツルツルにして歯垢が付きにくい環境をつくります。

こちらはどんなに御家庭でしっかりと歯みがきをしていても、どうしても取りきれない汚れが出てしまいます。そのような汚れは磨いてもなかなかとれません。
PMTC
PMTCとは、英語で(professional mechanical tooth Cleaning)の略です。つまり歯科医師・歯科衛生士といった歯科の専門家が専用の機器を使用し、普段のブラッシングでは落としきれない汚れを徹底的に清掃研磨し、むし歯や歯周病を抑制する最も効果的な予防の手法です。歯を研磨する機器にPMTC専用のブラシやゴム製の帽子のようなカップと呼ばれるものを取り付けて、歯のすみずみまで磨き上げます。

適切に行うことでまったく痛みなしに処置を行うことが可能です。表面の汚れが取れて歯の本来の色まで戻りますのでとても白くなります。定期的にPMTCを行い、患者様にご自宅で正しいブラッシングを行なって頂く事により、歯周病やむし歯にならずに、年をとっても健康で若々しいお口を保っていただけます。
フッ素塗布
フッ素塗布は、むし歯になりにくい丈夫な歯をつくるための予防処置です。歯の表面にフッ素を塗ることで、歯質の再石灰化を促し、歯のエナメル質を酸に溶けにくくします。また、フッ素はむし歯菌が酸を作り出す働きを弱めるため、歯がむし歯になるリスクを減らします。特にお子様の乳歯や生えたばかりの永久歯には非常に効果的であり、定期的に続けることで高い予防効果を得ることができます。