SPTの流れ

保険でクリーニングはどんな時に出来るのか

歯周病安定期治療と歯周病重症化予防治療の2つの場合に保険でクリーニング(歯石除去・PMTCなど)を行うことが可能です。

歯周病安定期治療(SPT)

歯周病安定期治療とは、保険用語でSPTと言います。supportive periodontal therapyの略です。

歯周病をお持ちの患者様で、歯周ポケットが4ミリ以上ある歯周病の方の一連の歯周治療が終了し、一時的に病状が安定している状態を維持するための継続的な治療のことです。SPTの治療内容は、プラークコントロール、咬合調整、機械的歯面清掃、スケーリング、SRP(scarling root plaining:スケーリング・ルートプレーニング)などが主体となります。

SPTの流れ

歯周ポケットの測定(3ヶ月に一度程度)

歯周ポケットの深さは、歯と歯茎の状態が健康であれば通常1~3ミリ程度です。

それが、中程度の歯周炎になると3~5ミリ

進行した重度の歯周病では6ミリ以上になります。

口腔内写真撮影

現状のご説明

クリーニング

歯周ポケットが4ミリ以上の歯についた汚れや歯石は、ご家庭でのブラッシングでは取り除くことができません。

そのため歯科医院で取り除きます。

適切なブラッシングと取りきれない歯垢や歯石を除去する歯科医院での治療を続けていれば、歯周ポケットはだんだんと浅くなってきます。

ご自宅でのメンテナンス方法について