きらら歯科の根管治療の流れ
神経に虫歯が到達すると、冷たいものがしみたり、温かいものがしみたりといった自覚症状が大多数の方に現れてきます。
人によっては夜眠れないほどの痛みを訴える場合もあります。その場合には歯の神経を取る根管治療が必要になります。
麻酔をして、感染している歯の神経の組織を除去します
神経を除去した部分に消毒薬を入れることにより殺菌を行います。
消毒薬としては、次亜塩素酸ナトリウムという成分の洗浄剤が使用されます。
消毒を行ったことにより中が綺麗(無菌化)になったら、根管充填を行います。
きらら歯科では症例に応じて側方加圧根管充填と垂直加圧根管充填の2種類の根管充填方法を選択しております。
側方加圧根管充填(ラテラル根管充填)
側方加圧根管充填は、大学などでも習う根管充填方法です。1本の太いガッターバーチャで出来た細長い物(メインポイント)を詰めこんで、それを器具で押すことにより横によせて、その隙間に細いガッターパーチャのポイント(アクセサリーポイント)を押しこんで行く方法です。
比較的簡単ですが、圧力がかかりにくい為に根っこの先まで緊密には充填されない場合があります。
それを補う為に、セメントの様な物(シーラー)をつけて詰める方法です。シーラーには歯質接着性があるためしっかりとした封鎖が可能という特徴があります。
NTコンデンサー法の特徴
・根充時、垂直圧とともに側方圧もかかるため、側枝にも容易に充填できる。
・細く仕上げた根管、弯曲根管に充填可能。
・その反面、加圧のコントロールが難しいため熟練を要する。
(感染根管の場合、根尖外にガッタパーチャが大きく溢出する度合いが高い)