こんにちは。
あきる野秋川きらら歯科歯科衛生士石川です。

あいにくの雨が続きじめじめとした日が続きますがご体調を崩されないよう気を付けてください。

さて、今日は

《なぜ歯は生えかわるのか?》

のお話をしたいと思います。

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動物の歯はその種類によってその構造も、成長や生え変わりのスケジュールも異なります。

ネズミ目の多くの動物の歯は、硬い物をかじる事によってすり減るのに合わせ、一生伸び続けるようにできています。
硬い物をかじらないでいると伸びすぎてしまう事もあります。

ゾウの臼歯(奥歯)は、一生のうちに6回も生え変わるといいます。

臼歯(奥歯)は食べ物をすり潰すたびにすり減ってしまうのですが、すり減りすぎてしまう前に、新しい歯が押し出されるように奥の方から生えてくるのです。
生え変わる回数が多いのは、長い寿命のせいもあるかもしれません。

サメの歯は、比較的抜けやすくできており、抜けてもすぐに後ろに控えた次の歯が補充される仕組みになっています。歯は何度でも生え変わり続け、尽きる事がありません。
なお、サメの歯は人間の歯とは異なり、鱗に由来して発生していると考えられています。

このように、それぞれの生物の生態に適した仕組みや周期で、歯は伸びたり生え変わったりするようにできています。
自然選択説で進化を説明するなら、そのような特徴を持っていた者が生存に有利だったために、何世代もの世代交代を経て、生態や環境に合わせた歯の仕組みが出来上がってきたのでしょう。

さて、これを踏まえ、人間の歯の生え変わりですが、

大人になった人間には、硬い食べ物を食べたり、また祖先は武器としても使うために、丈夫な歯が必要となります。

しかし、その丈夫で大きな歯を、生まれた時点や生後すぐに生やすのには、構造上無理があります。
生まれたばかりの子供は顎が小さく、そこに大きな歯は収まりきらないのです。

そのため、生後にまず生えてくるのは、小さな顎のサイズに合った乳歯です。

そして、子供の顎は成長とともに急速に大きくなります。

乳歯は歯茎から生えていますが、既に生えてしまった歯はそれ以上ほとんど大きさが変化しないため、顎の成長速度には追いつけません。
もしも仮に、顎が成長しても歯が生え変わらず、乳歯のままだとすると、歯の間に大きな隙間ができてしまうのです。

そこで、子供サイズの乳歯には一度抜けてもらって、歯茎の奥で最初から大人用サイズとして作られた永久歯があらためて生えてくる、という仕組みになっているわけです。
その際に、本数も20本から28本、後に生えてくる親知らずを含めると32本に増えます。これも顎の成長に対応する仕組みです。

なお、このように歯が乳歯から1回だけ永久歯に生え変わる事を「二生歯性」と呼びます。
これは歴史上、哺乳類そのものが登場する以前に既に獲得されていた形質であるらしく、人間だけではなく、ニホンザルやチンパンジーをはじめとした多くの哺乳類が、乳歯から永久歯への生え変わりを行います。

しかし、何故生え変わる回数が1回で、2回以上ではないのかについてはよくわかっていません。
顎の構造上、歯を作り出す歯胚を生え変わり1回分しか収めておく事ができないため、ともいわれていますが、歯の発生についてはまだ研究中で、色々とわかっていない事が数多くあり、定かではありません。

周りのお子さまの歯が生え変わらない、ぐらぐらしてる歯があるなど少しでも疑問がありましたら是非きらら歯科への来院をお待ちしております。

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