こんにちは。あきる野市秋川にあるきらら歯科、歯科衛生士の田嶋です。

今回は「8020運動」についてお話したいと思います。

“8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、 「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。平成元年、厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、広く国民に呼びかけてきました。

なぜ、8020という数字を掲げたのか、 その理由は…… 智歯(親知らず)を除く28本 の歯のうち、 少なくとも20本以上自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 何でもおいしく食べられるからです。 “高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。

達成するには、小さなお子様からお年寄りまで健康な歯を保つことが大切です。

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次に歯の本数と脳の動きの関係についてお話しようと思います

物を噛むと脳は刺激されます

実は歯の働きは食べるという咀嚼機能だけではありません。物を噛む行為は、同時に脳を刺激するという事がわかっています。歯と歯を噛み合わせた時の刺激は、歯根にある歯根膜から脳に伝わり、その刺激は脳における感覚や運動、また記憶や思考、意欲を司っている部位の活性化に繋がるのです。

残存歯が少ないと脳の働きに影響が出やすいです

東北大学が行った研究から、高齢者の歯の残存数と認知症との関連性を見ることができます。健康な人では平均14.9本の歯が残っていたのに対し、認知症の疑いのある人では9.4本と明らかな差が見られます。また、残っている歯が少ないほど、記憶や学習能力に関わる海馬や、意志や思考の機能を司る前頭葉の容積などが少なくなっていた事がわかりました。この結果から、歯が無くなると、脳への刺激が少なくなり、脳の働きに影響を与えてしまうという事が判明したのです。

 歯が無い人の認知症リスクは高い

神奈川歯科大学の研究結果では、残っている歯の数が20本以上ある人と比べて歯が無く、入れ歯も入れていない人の認知症リスクは1.9倍。良く噛んで食べることができる人に対して、あまり噛めない人の認知症リスクは、1.5倍と高くなっています。

 噛む事の必要性

噛む事を意識して食べると脳は活性化しやすいです。

歯があれば噛めますが、歯が抜けると噛めないだけでなく、脳へ刺激は伝わらなくなります。また、歯があってもあまり咀嚼を意識しないで食べていると、脳への刺激が少なくなってしまいます。このことから、脳を活性化するには意識して噛む事がとても重要なのです

以上のことから1本でも多くの歯を残すために小さいころから歯科検診の習慣づけをしていただければと思います。何か分からないことがありましたらお気軽にご質問下さい。

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