こんにちは、あきる野市にあるきらら歯科の副歯科技工士長 齋藤です。

もう梅雨に成り、しばらくは不安定な天気がまた続きますが、気持ちだけは天気で行きましょう。

 

 

今回は、院内で製作している オールセラミック についてです。

 

みなさん「オールセラミック」と聞いて何を思い浮べますか?
白い歯、焼き物、硬い、高価、等など… かと思います。

「オールセラミック」は、現在、ガラスセラミックアルミナとジルコニア等の材質があります。

 

 

共通点として、

長所   
・審美性 に 極めて優れている
・生体親和性が高く

化学的に安定している ⇒ アレルギーが起こりにくい  
・熱・電気の不良導体である
・吸水性がなく着色、変色しない
・ 表面性状が滑沢である ⇒ プラークが付きにくい

 

短所
・衝撃力、引張強度が弱い ⇒ ロングスパンのブリッジには使用できない場合がある。(ジルコニアは、ロングスパンも可能)
・歯質の削除量が多い  
・コストが高い  ⇒ 自費治療になるため

などが挙げられます。

 

このような長所と短所を加味して患者さま個々に合った材質と方法を選択することで、自然で高度な審美性を備えた「オールセラミック」での歯冠修復を行います。

 

「オールセラミック」は短所もありますが、それ以上に長所が多いとても優れた材料と言えるでしょう。

現在、きらら歯科の院内技工室では、シロナ社のCAD/CAMシステムであるセレックシステムを用いてのオールセラミック技工とストローマン社のCARESスキャナーを用いたオールセラミック技工を行っております。

 

ストローマン社のCARESスキャナーを用いることにより、今後はロングスパンブリッジの製作やインプラント技工においてより精度のよいカスタムアバットメントの製作等が院内技工室で対応出来るようになる予定です。

 

セレックシステムのブロックでは、

セレックブロック  (長石系ガラスセラミック)

e.maxブロック   (二けい酸リチウムガラスセラミック)

ジルコニアブロック  (ジルコニア→人工ダイア)

これら三種類の材料を使用しております。

 

 

≪特徴≫

セレックブロック...歯と同じくらいの硬さのためかみ合わせにやさしい
グラデーションや透明度など多種類あり、天然歯の色により近い表現が可能 ⇒条件が整えば、当日セットも可能です。(ワンデイセレック)

 

e.maxブロック...

高い強度あり、とても透明感が高く色調もきれいです。

ステイン材を使用することで、より天然歯に近づけることができます。
個人的には、お勧めの材料です。

 

ジルコニアブロック ...三種類の中では、抜群の強度と硬さを持っています。

ジルコニアは透明感が低いので使用に注意が必要です。
現在は、透明感のあるジルコニアもありますが、強度が弱く成ります。

(CARESでは、多種類のジルコニアに対応しております。)

 

 

 

患者さまにより求めるものは異なり、それによって材料を選ぶことが重要となります。

 

疑問な点やご質問がありましたら遠慮なく歯科技工士にご相談ください。
そして納得のいくものをお選びいただけるようお手伝いをいたします。

 

 

副歯科技工士長 齋藤