こんにちは。

秋川駅から徒歩5分のところにありますきらら歯科、歯科衛生士副主任 池淵です。

 

 

診療中、「子どもの口が臭い気がする」と相談を受けることがあります。

 

 

 

 

これ、意外に聞いて来られる方多いんです。

口臭もれっきとした病気です。

正しい原因を見つけて改善してあげる必要があります。

 

わが子の口が臭いとなると「どうしよう、いじめられてしまう」なんて不安がよぎり「歯を磨きなさい」とついついむきになって歯磨きをさせてしまう方が多いですが、口臭の原因は磨き残しだけではないのです。

 

 

大人の口臭の主な原因が歯周病なのに比べ、子どもの口臭の原因は様々です。

思春期の子どもはデリケートですから、口臭があることで大人が動揺せずに、口臭はいち病気であり原因と解決方法があることをしっかり理解することが大事です。

 

 

 

 

1番の原因は「口呼吸」

 

人は無意識の状態や寝ているときは鼻で呼吸しているものですが、いつも口で呼吸する習慣がついてしまうと「口呼吸」の状態になります。

すると口の中がいつも乾いた状態になり、菌が繁殖し口臭を引き起こします。

子どもの口臭の原因で一番多いのが口呼吸です。

 

 

口の中は常に唾液が循環していることでうるおされ、清潔に保たれていますが、口呼吸になってしまうと乾燥し状態は悪化します。

 

 

子どもが寝ているときに口元に耳を当て、口と鼻どちらで呼吸しているか確認したり、日中いつも口がぽかんと開いている状態ではないかを確認してみましょう。

 

 

口周りの筋肉が弱かったり、単に口で呼吸する習慣がついているだけの場合は、ガムを噛んで鍛える、睡眠時に口に張るシールを使用するなどの解決策があります。

ただ、他の原因の場合もありますので、まずは専門医を受診してからです。

 

 

それでは、以下で口呼吸の原因となる病状や症状を見ていきましょう。

 

 

 

*鼻づまり・鼻炎・アレルギー

 

アレルギー性鼻炎や喘息など、呼吸器に関わる病気を持つ子どもも近年増えてきています。

また、アデノイドという部分が肥大している状態や蓄膿により鼻呼吸がうまくいかない状態に陥り、口呼吸になる場合もあります。

 

 

睡眠時無呼吸症候群やいびきがある子も、口呼吸している場合があります。

鼻づまり系は耳鼻咽喉科と歯科との連携の分野ですので、歯科医院と耳鼻科と両方に通院する必要があります。

 

 

どちらかの医院に行けば必ず「紹介状」を書いてもらうことができます。

受診することで症状や病状、必要な治療を教えてもらうことが可能です。

 

 

 

*歯並び

 

上顎前突(出っ歯)の状態だと必然的に口が閉じにくい状態になり口呼吸が発生することがあります。

歯並びが原因で発生する、口ぽかん状態や口呼吸による口臭もありますので早い内に専門医へ受診することが大切です。

 

 

というのも、あごの発育は0歳から12歳ごろまで続きます。

あごの発育中の骨の柔軟な時期であれば、歯科矯正が成功しやすい可能性もあります。

 

 

 

 

*消化器系の病気・風邪

 

風邪をひいたりして胃腸が弱ると、口臭が発生することがあります。

また、薬を飲むと胃腸に負担がかかり、内臓からの口臭が発生することがあります。

消化器系の病気が原因の場合もあるので、注意が必要です。

 

 

 

 

*むし歯・歯肉炎・ストレス

 

むし歯や歯周炎で口の中の状態が悪化すると、口臭が発生することがあります。

磨き残しが蓄積されるとむし歯や歯肉炎になる可能性があります。

子どもひとりでの歯磨きでは不十分な場合が多いです。

小学生になると仕上げ磨きを嫌がる子も出てきて、つい子ども任せになりがち。

やはりそれでは不十分で、仕上げ磨きは10歳頃まで必要だと言えます。

 

 

また、過度のストレスにより、唾液の分泌が低下することが報告されています。

昨今、現代社会はストレスであふれています。

子ども本人にも、お受験や友人関係、また環境の変化など様々なストレス要因がありますし、親のストレスも子どもには伝わるものです。

 

 

 

 

*生理的口臭

 

だれにでもあるその人その人の口臭です。

体臭のようなものです。

ニンニクを食べたり、キムチを食べたりした後に口が臭うというごくごく普通の生理反応です。

 

 

口腔には元から口臭を防いだりする自浄作用が存在し、その役割を果たすのが唾液です。

唾液分泌が低下していなければ、食物による口臭も多少なりとも緩和されます。

外出先でご飯を食べた後、歯磨きできない状況でも唾液分泌が盛んであれば、口臭予防として効果的です。

 

 

その方法として日頃からガムを噛んで顎や頬の筋肉を鍛えたり、奥歯のあたりを頬から押すマッサージをすることなどで唾液線が刺激されて分泌量が増えます。

 

 

このように、様々な原因がありますがそれぞれちゃんとした改善方法があります。

しっかりと原因にあった方法を行い少しでも口臭の改善につながるといいなと思います。

 

 

 

 

分からないことなどありましたらお気軽にご質問ください。

 

 

 

歯科衛生士副主任 池淵

 

 

Author Profile

きらら歯科 スタッフ
きらら歯科 スタッフ
東京都あきる野市にあるきらら歯科
スタッフ(歯科衛生士・歯科助手・受付)からのお知らせです。

【きらら歯科について】
あきる野市きらら歯科は、歯科医師14名、歯科衛生士11名、スタッフ計65名在籍し、1日約200名~300名の患者様にご来院頂いている人気の歯科医院です。
朝7時~夜10時までの年中無休・土曜診療・日曜診療を行っており、大規模歯科医院のため急患のかたも随時対応させていただきます。