きらら歯科、歯科技工士の中澤です。

 

今回はクラスプという部分入れ歯についていて、残っている歯に引っ掛けて入れ歯を安定させる針金のようなものなどで出来たバネのような装置についてお話したいと思います。

 

 

 

このクラスプというのは大きく分けると

 

 

ワイヤークラスプ

針金のように弾性に優れており、アンダーカットが多くても一旦広がってからパチンと入るというようなことができるのと、見た目も細くスッキリとしています。

 

欠点

ワイヤークラスプは手指で曲げていくので適合が優れなかったり、横揺れに弱かったりします。

 

 

 

キャストクラスプ(鋳造で作るクラスプ)

鋳造で作るのでワイヤークラスプよりも固くしっかりとしているのが特徴です。

ワイヤーで作るよりも適合性も良くなりやすく、ぴったりと固定され動かなくなります。

 

欠点

太くて硬いためどうしても歯の浅い位置を走行させるので目立ちやすいなどの欠点があります。

 

 

 

そしてこの二つのワイヤーとキャストクラスプを合わせたものもあります。

 

クラスプはさらに細かく分けられ、いろいろな形が12種類ほどあります。

 

これらはクラスプをかける歯の種類、位置、歯の1番膨らんでいるところから凹んでいるところまでの量(アンダーカット量)など色々な条件であうものを選び決定します。

 

また、クラスプには「レスト」という小さな突起が付いていることがあり、これを残っている歯に形成したレストシート(レストと適合させるために残っている歯に作る溝や面)と適合させることで次のような効果があります。

 

・噛む力をレストを支台歯に負担させる

・入れ歯を安定させる

・食片が入ってくるのを防ぐ

・咬合関係の改善

 

このようにクラスプの形一つ一つには色々な意味があり、歯の条件や位置などでクラスプの形は決まってきます。

 

 

歯科技工士 中澤

 

 

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