あきる野市秋川きらら歯科院長の渡部和則です。

昨日3月3日(金曜日)お昼の時間帯を休診させていただき、近藤義歯研究所所長さんによる義歯(入れ歯)の院内セミナーを開催しました。

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歯科医師10名と歯科衛生士10名合わせて20名で参加させていただきました。

近藤義歯研究所義歯研修会

きらら歯科では、院内技工士が3名在籍し「人工の歯」「クラウン」「セラミック」などは製作しているのですが、「入れ歯」に関しては全て外注となっております。

今回講義をしていただいた入れ歯の匠である近藤義歯研究所さんは、入れ歯専門の歯科技工士が約30名も在籍する日本有数の入れ歯専門の歯科技工所です。

近藤義歯研究所

近藤社長について

近藤社長は、BPSデンチャーインストラクターで、BPS義歯の世界選手権で12名のファイナリストに選ばれた技術を持った素晴らしいかたです。

*BPSとは、正確には「Biofunctional Prosthetic System(生体機能的補綴システム)」と言い、リヒテンシュタイン公国のイボクラールビバデント社が、ハイクオリティーな義歯製作のために開発したシステムです。製作手順がシステム化されているため、品質の安定した義歯を製作でき、製作時間も短縮されます。

BPSシステムは、アメリカの大学の歯学部(23校以上)や、UCLA大学でも採用している世界に認められている唯一の義歯製作技術の認証です。

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DRに向け義歯研修会を行っている歯科技工士でもある近藤社長からの直接の講義は、歯科医師・歯科衛生士ともに「義歯専門」の歯科技工士さんと直接話すことがあまりないため新たに学ぶところが多数ある研修会で講義の内容はデンチャー最新事情(義歯のことを専門用語でデンチャーと呼びます)についてでした。

歯科技工士の現状

最初に歯科技工士の現状についてでしたが、卒業された横浜の歯科技工士学校も社長さんか卒業した時代には定員が120名ほどだったとのことでしたが、現在は25名程度の定員になっているということで歯科技工士という職業時代志望する生徒が少なくなっていて、今後ますます少なくなることが予想されているとのことでした。

歯科治療というのは。「歯科医師」が削ったりかたどりして「歯科技工士」が製作するため、双方ともに良い治療のためには最善を尽くす必要があります。

今後コンピューターが発展してCADCAM装置が主流になっても最後の仕上げは現状歯科技工士が行う必要があります。特に義歯製作は職人的技術が必要で各患者様のそれぞれのお口の形は違うため量産できないため工業化が厳しい治療のひとつです。

そのような中30名もの技工士を雇用し続ける近藤社長は技術も人格も大変優れた方でした。

セミナーの内容

  • 複模型法で複模型を使用して義歯を製作している。
  • COMP SYSTEM マウントと排列をジグにより一元化
  • テンポラリーラミネート排列を行い試適時に審美性を確認
  • 義歯で最も大切なことはガイドプレーン(把持)横揺れ防止の装置
  • 噛みやすい 心地よい 把持をたくさん与えてあげると義歯は良い。
  • 噛めないのは痛いからで痛くなく作ることにより噛める入れ歯を製作可能
  • 66をしっかりかまないと噛めないためダメ
  • ラミネート排列法:審美的な約束ができる。
  • カンペル平面をしっかり確認し写真撮影
  • 義歯のアングルの分類は、上顎の切歯乳頭から下顎の唇側の深いところ。
  • 印象をいくらよくとっても研磨面をどのように作るかで安定感は変わる

Author Profile

kirarashika
kirarashika
東京都あきる野市きらら歯科です。地域最大の歯科医師16名歯科スタッフ計100名の歯科医院で、スケールメリットを生かし総合的な歯科医療に取り組んでいます。
あきる野市のみでなく・青梅市・八王子市・昭島市・福生市・羽村市・山梨県・埼玉県などからも1日280名を超える患者様が来院されています。
院長:渡部和則(わたなべ かずのり)
東北大学歯学部卒業
日本歯周病学会所属
日本補綴歯科学会所属
日本歯内療法学会所属
日本先進インプラント研究会所属
日本一般臨床医矯正研究会所属
日本口腔インプラント学会所属
インプラント再建歯学研究会所属